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「帰る前にちょい読み」が良い感じ

こんにちは。Jessie -ジェシー-  です。


物語に触れるのは好きなのに、いざ「本を開く」「気になる映画を配信サイトで再生する」ことに対しては多大なる精神的負荷がかかってしまいます。

きっとASDの、予想のつかない出来事に強い不安を感じやすいという特性のせいでしょう。悲しいが致し方なし。


しかしこちらとしてはまだ見ぬ物語に触れたい気持ちも本当にもっているので、せっかく手に入れた本を延々と積読しておくのも本意ではありません。

それで今日試してみてとっても効果的だったのが、「帰る前にちょい読み」という手法でした。


やることは名前の通り簡単で、手にした本を帰宅する前に、出先でちょっとだけ読んでしまおうという作戦です。

家という「いつもの場所」で未知の物語を開くより、外出先という「未知の場所」で未知の物語を開く方が、私にとっては心のハードルが低くて済むようでした。
きっと家という安全地帯の安全は保証されているからでしょう。

もしも物語が波乱に満ちたオープニングを迎えたとしても、出先であれば「ひとまず本を閉じて、家に帰る」という気持ちの切り替えができますから。

図書館ならば、本を借りたあと近くの椅子かソファーに落ち着けば良いし、本屋さんなら付近のカフェに入れば落ち着いて読書できるスペースが手に入ります。

わたしも今日、本を4、5冊持って席に座ってみました。

もちろん集中して、物語にのめりこむように読みますが、ひとつまみページくらい読んだら身軽に次の本へ。
目的は集中して読み切ることではなく、あくまでも心理的ハードルを下げることだからです。

帰宅する前に少しでも読みはじめておけば、私にとってそれは未知の本ではなくなります。
「未知の本」から「ちょっと読んだ本」へと、心の距離が近づくのです。
そうすれば帰宅後も、気楽に本を開きやすくなります。

ふとした思いつきでやってみたことなのですが、予想以上に良さそうなので気持ちもほくほくです。
これでますます読書が楽しみやすくなるかもしれない……! と手応えを感じられました。

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