親が嫌い


親が嫌いだ。
父はタバコ、はははアルコールに依存。
言葉をあやふやに使う父に、曖昧でリーダーシップのない口調が嫌だとキレる母。

「ふたりのやりとりが怖い。仲良くして。」

いつか訴えた。


「何年もこのままなんだから、あんたが慣れなさいよ」

と言われて終わった。


慣れる日はいつまでたってもこない。


本当は離れて暮らしたい。

会うのは週一とかでいい。

不機嫌な母の物に当たる音も聞きたくないし、あきらかにどこかおかしい父の痰を吐く音、むせるおと、咳き込んでる音は不愉快だ。

脳梗塞とかなんとか、早く健康について改めるきっかけになるような大病が起こればいいと思う。

父に清潔感がないのも嫌いだ。

台拭きの上に、洗ったコップを逆さにして置いたりする。
きれいではない台拭きの上に、自分が口をつける部分のふちを置く。ゾッとする。

1日履いた靴下を、ソファの上に置く。

気持ち悪い。

せめて床の上にしろと思う。

部屋には集めたエロ本がいくつもある。

もうどうせ本読まないんだから、早く処分してほしい。タバコの匂いまで着いていて臭い。


母は全自動で勝手に食事を用意する。

私はそんなにちゃんと食欲がない。

食べたい時に食べられるものを食べる食べ方をしたい。

なおかつ気分によって食事の数も食べ合わせもむちゃくちゃ。


こんな量食べられるわけがないのに、「どうせおいしくないんでしょ」と勝手に不機嫌になる。

だからと言って私を愛していないわけではない。
誰よりも私が幸せでいてほしいと願っている。

なのに、私がやっていることは信じられないのだ。

心配だからこそ。

私が今こうして心理検査を受けようとしていることも、よく思っていない。
休むことに関しては仕方ないと思っていても、結局私が気にしすぎだから悪い、と私の個性を認める訳では無い。


父はもはや無関心だ。

私を愛おしい、大事だと思ってはいても、愛し方は知らない。

とりあえずお金を渡してくる。


父にはほとんど怒られたことがない。


父は父としての責任を果たしていない。


不潔で傲慢でアホな父。


思い込みが激しく独りよがりな優しさで自分からは突き詰める気のない母。


姉もいるが姉も嫌いだ。


デブで不潔で気持ち悪い。


なぜ私はこの家族のもとに産まれたんだろう。


家族の中で唯一ひとりだけ国立大学に進学したせいで、見える世界も変わってしまった。


こんな事なら、みんな仲良くアホな方がよかった。


もったいないね。


もったいない。


五体満足も、国立大学卒業も、なんの生産性もない。


親を克服?


そんなことできるわけないだろう。


親が親なら子も子なのだ。



はぁ死にたい。

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