日録

2週間くらい前から、近所のホームセンターにたくさんの野菜の苗が並び始めているのを見て、植え付け時期を逃さないかと内心焦っている。

今日と明日で、借りている畑に夏野菜を植えたいと思っていたけれど、天気予報は1日雨。

さらに植える直前になって、トマト苗の植え方をネットで調べたり、JAの営農相談窓口に電話したりしてわかったのは、まだあと数週間は夜間10℃以下になるかもしれないので、苗の植え付けは5月に入ってからの方がいいとのこと。

家庭菜園を始めて3年目に入り、野菜の健やかな成長には「水」と「日光」、そして「温度」が肝心だと経験している。
植え付けはGW明けまで延ばすことにした。

去年と一昨年は、黒マルチシートをうねに張って、ミニトマトやスイカ、レタス、枝豆を育てたけれど、使い終わったマルチシートをゴミとして捨てる時に毎回、罪悪感があった。
できるだけ自然の負担にならない生活にあこがれて始めた家庭菜園でもあるので、野菜を育てるたびにプラスチックの巨大なマルチシートのゴミが出てしまっては、大きく矛盾する。

去年、サツマイモの苗を植えた時に、一部だけワラを苗の周りにマルチ代わりに敷いてみたら、せっかく植えた苗が枯れてしまったことがあって、草マルチもちゃんとやり方を調べないと難しいんだなと思った。

今日、JAの方に電話で、思い立って「わらマルチ」や「草マルチ」のやり方を聞いてみたら、苗を定植したばかりの頃は、病気にもかかりやすくなるから、うねに草などは敷かないほうがいいと教えてくれた。
黒マルチシートは、地温を上げる働きがあるけれど、草マルチは地温を下げるので、夏になってから敷くのがいいそうだ。

今年は初めて、マルチシートなしで栽培する。小さな変化だけど、どうなるかとても楽しみだ。

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