見出し画像

只者ならぬ〈1〉

夢を見ました。
見知らぬ家で、見知らぬ家族が、存ぜぬバーベキューを、していました。私は音楽制作の帰りです。
夕闇の夜。花火がバンと鮮烈に咲きました。
夕闇、電話ボックスが目立っています。
すぐ横に巣を作る蜘蛛チャンが気持ち悪くて、ポツリと幻想的な存在で在りました。

花火は終わってしまったのでしょうか。3分経っても、音を出しません。子供たちは、出てきています。
最近私は思うのです。死んだら、この景色さえ無いのだと。そうです。この世は夢なのだよ。神様は言いました。忘れがちな世界です。忘れがちなパーソンです。

天国では、同じような世界線が広がっています。地続きなのですネ。私はそう思っております。天国も地獄も同じだからこそ、嘘は付けない世界なのです。監視されていた私の唯一世界は、猫の目を持って、完結いたします。
『疑念』という人類の恐ろしい課題です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?