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娘のこと

洗濯物を畳んでいて、ふと娘の靴下のモチーフが猫だらけなことに気づきました。
たしかに洋服も猫耳がついてるものを見つけると、私がつい買ってしまい、娘も嫌がらずに着ます。

娘は猫カフェが好きなので、二人で一緒に行ったりもするので、猫が好きだし、私が猫モチーフのものを身に付けている娘を見て幸せになるし、娘も嫌がることもなく気分よく着ています。

でも、今朝気づいちゃったんです。

私は娘を猫扱いしたいんです。
猫だと思いたいようなんです。

これは瞑想を始めてから思い出したことなんですが、

私は子供の頃に川沿いで捨て猫を拾いました。
そして家に連れて帰ると、猫アレルギーの母に
「うちでは飼えないから元のところにもどしてきなさい」と言われ、
元々入っていた段ボール箱に戻しましたが、私はその段ボール箱の蓋を逃げないようにしっかり閉めて、また明日えさを持って見に来ようと考えました。
そして、翌日。
段ボールを開けてみると、猫は死んでいたのです。
その後、たぶん土に埋めたとは思うのですが、ショックではっきりとは覚えていません。

私は、そんな幼少期のトラウマを抱えていたのです。

それにうちは犬を飼っていたので、私は犬派だとずっと思い込んで、そのトラウマに固い蓋をしていたのでした。

そのトラウマを解放するきっかけになってくれたのは、もしかしたら娘かもしれない、と最近思います。

何故なら、娘が2才ぐらいの頃。
まだ、言葉もはっきりしない頃に、私の前で招き猫のようなポーズで「にゃん」と、たしかに言ったことがあるのです。
突然だったので、動画を撮る暇もありませんでしたが、私の脳裏にははっきり焼きついています。

その時は、ただただビックリ!と可愛い❤️気持ちだけでしたが、最近の私は、あの時の猫が娘に生まれ変わったのかもしれないと思うことにしました。

思い出す度に罪悪感でいっぱいの記憶でしたが、そう考えると「恨んでないよ。今、一緒にいられるじゃない。それでいいんだよ」と、あの時の猫に許してもらえてる気持ちになれるから。

娘は小さい頃から、行動が動物っぽくて、幼稚園や学校に通わせると、母親としては悩むこともたくさんあったのですが、

「この子は人間になるための勉強をしているんだな」

と考えることも出来たりしますp(^-^)q

私は何より自由にありのままに純粋に生きている娘が大好きだったりもします。

今の娘らしさを大切にしながら、この社会で生きていけるように親としてサポートしていきたいです。

そして、もう高学年なので、あんまり猫扱いするような言葉には気をつけようと思っていますが、猫グッズを買い与えるのは、やめられないかもしれません(笑)

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