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手帳とメモの使い分けについて考えみる

手帳とメモの使い分けについて悩む方は多いと思います。

「手帳とメモは同じではないか?」
という疑問を抱く方もいるかもしれません。

そこで今回は、手帳とメモの役割を明確にし、それぞれをどのように使い分けるべきかについて解説していきます。


定義

まず、手帳とメモの役割を定義しましょう。

・手帳は行動を管理するツール
・メモは思考を捕まえるためのツール

このように定義すると、日常の中で手帳とメモをどのように使い分けるべきかが明確になってきます。

手帳とメモは非常に相性が良いものですが、使い方を混同してしまうと、かえって頭が混乱しやすくなります。
そのため、手帳とメモを上手に使い分けることが大切です。今回はその具体的な方法についてお話しします。


手帳とメモの効果的な使い方

手帳は行動を管理するツール、メモは思考を捕まえるためのツールとしてそれぞれの役割を理解し、うまく組み合わせて使うことがポイントです。


ステップ1:手帳で1日の予定を立てる

何の計画も立てずに1日を始めるのは、非常にリスクがあります。
突発的な予定に振り回され、自分にとって重要なことが何もできなかったという経験はないでしょうか?
そのような事態を避けるために、1日が始まる前にしっかりと予定を立てましょう。

おすすめのフォーマットはバーチカルタイプの手帳です。
バーチカルタイプが手元にない場合は、A4用紙を横向きに使い、仮のバーチカル形式を作ってみてください。

まず、その日の会議や約束事など、時間が決まっている項目をスケジュールに書き込みます。

次に、自分が抱えているタスクをすべてリストアップし、各タスクのおおよその作業時間を考えましょう。
その作業時間に基づいて、バーチカル形式のスケジュールに落とし込みます。


ステップ2:メモを活用する

予定に沿ってタスクを進めていく中で、突発的にやるべきことや思いついたアイデア、他人から頼まれた仕事などが頭に浮かぶことがよくあります。
そんな時は、すぐにメモに書き留めましょう。
このメモには、必ずしも実行や判断をする必要はなく、ただ思考を外に出すために記録するだけで構いません。

メモ帳は、自分の手元に常に置いておけるものであれば何でも大丈夫です。
ブロックタイプのメモ帳でも、スマホのメモ機能でもOKです。
このメモを取ることで、その瞬間に思いついたアイデアやタスクに慌てて取り掛かることなく、当初の計画通りにタスクを進めることができます。



ステップ3:1日の終わりにメモを見直す

1日が終わったら、夜にその日の予定通りに物事が進んだかどうかを確認しましょう。
そして、日中に書いたメモを見返し、不要なタスクは削除します。
残ったものは、明日以降のスケジュールに反映させます。
こうすることで、日々のタスク管理がより効率的に行えるようになります。



まとめ

今回は、手帳とメモの役割について整理し、それぞれをどのように使いこなすべきかを解説しました。
手帳にはすべてを詰め込むのではなく、一度メモ帳を挟むことでタスクの整理がスムーズになります。タスクを洗い出し、時間割に落とし込み、作業を実行する。
そして、突発的な思考やタスクはメモに記録し、後で再確認して次のスケジュールに組み込む。
この一連の流れを習慣化することで、手帳とメモを効率よく連携させることができます。

この考え方が少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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