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【愚痴】遠慮のかたまりじゃなくて、満腹なのです。

食べ物を複数人でシェアして食べたときの
あるある。

ひとつ(一口)だけおかずが残ること。
関西では「遠慮のかたまり」というらしい。

この状況に怒ってるのか?と思ったそこの読者様。いいえ、違うのです。

残ったものを見て、

「一個だけ残すって、本当、日本人特有だよね。食べたいなら遠慮せずに食べなよ。皆周りに気を遣いすぎなんだよね。食べちゃって!」

と日本人の気遣いをマイナスの形で、かつ強めの口調で言う人。


...はぁ。
苦手だ。

全日本人が食べたいのに遠慮して残してるとでも思っているのだろうか。良くも悪くも偏見だ。

それ以前に、言ってるあなたも日本人よ。自分は外国寄りの感性を持っているとでも思っているのか。うん、思っているような人ほどこの発言をする。

みんながみんな、遠慮という選択をとるほど優しくて気の遣える人間ではないと思ってしまう。

そもそも少し残すという出来事に対して、全日本人という括りでどうこう決めつけること自体がナンセンス。


少なくとも日本人の私は、仕事の飲み会なでは多少周りを見て食べはするものの、
基本的にはお腹がいっぱいになれば残りがひとつだろうがふたつだろうが、もういらないから手を付けない。食べたいときは、食べる。

食べたいと思う人が食べればいい。
そこに気遣いはない。

思ってもいないことを見透かしたかのように言われて、気分はガッと落ちて行く。

本心から、もう本当に要らないと言おうものなら、
「もう本当に気遣いすぎなんだから。そういうのやめよ!」と自分の気持ちを勝手に操作される。

そこまでいうなら皆で分けて食べ切ろうかと諦めようとすると、少量の残りを「遠慮のかたまり」と発言する人間ほど発言だけして食べないのである。

これまたおったまげ。

発言するならあなたが食べればいい。最初にあの発言をしておくことで、皆に食べてもらおうとするあなたが一番の気遣い屋さんに見える。

面倒な人だと思いながらも、諦めて、
発言者以外の被害者が各自どれを食べるかを決める。

そして、破裂しそうなお腹を抱え、
重たい手で箸を手に取り、
すっかり冷めてカピカピになったおかずを救い、
口に納める。

この時点で、あんなに美味しく楽しく過ごした時間が、吹っ飛んでゆく。

もうやめてください...
残ったら仕方ない!
皆お腹いっぱいでいいじゃないか。
食べてないんだから。

それが勿体無いと思う人は持ち帰りさせてもらう。できないならあきらめる!
それでも残したくないのなら自分で食べる!もしくは気遣い発言なんて言ってないで、残すのは良くないとだけ伝えて皆に配りきってくれ。

こんなちょっとしたことにイラッとした最近の食事事情でした。


p.s
後日談。
最近まさにこの発言をした方がいたので、
「お腹いっぱいと言ってるのに、私が食べないといけないの!?」
と強めに伝えてしまいました。
でも後悔はしてません!笑
そもそも残す量を頼むのは控えないといけませんね。学び学び。

今回も読んでいただきありがとうございました。
同情いただけたかた、ぜひ♡よろしくお願いいたします笑

jeni

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