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HR事業部組織改革プロジェクト 〜VUCA時代に対応する新・自律分散型組織へ②〜

みなさんこんにちは。
JELLYFISH HR事業部は現在ヒエラルキー型組織から自律分散型組織へと抜本的な組織改革中です。
改革に向けて導入している三つの手段は以下の三つ。

①ホラクラシー
②ティール組織
③OKR

今日は前回のホラクラシーに引き続き、ティール組織についてお話ししたいと思います。

ティール組織とは
ティール組織は社員個々人に意思決定権が与えられた次世代型の組織です。
今までの階層的な組織とは異なり、指示する側とされる側といういわゆる上下関係が存在しません。
このティール組織を実現するためには5つのステップを経ることが必要であると言われています。
それが、

①レッド(衝動型)組織
→リーダーの圧倒的な力によって支配する組織。狼の群れのような体系。

②アンバー(順応型)組織
→軍隊形式でトップダウンの命令を行う。レッドが特定の個人に依存していたのに対し、アンバー組織は役割がヒエラルキーによって分担されている。

③オレンジ(達成型)組織
→ヒエラルキーは存在するが、アンバー型ほど厳格ではない。数値による成果主義で、評価の高い社員は出世可能。社員間の競争が生まれる。

④グリーン型(多元型)組織
→ヒエラルキーは存在するが、互いの主体性や意思を尊重する組織を目指す家族のような組織。

⑤ティール型(進化型)組織
→組織を一つの生命体と捉える。組織自体が誰か特定の人のものにならず一つの生命体として目的の実現のために機能する。目的達成のために独自のルールで運営され、個人に意思決定権が存在する。

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出典:https://www.sbbit.jp/article/cont1/35603

※ホラクラシーとティール組織の違い
ホラクラシーは組織マネジメントにおける具体的な組織理論であるため、ティール組織という大きな枠組みの中の一形態と考えたら良いです。

ティール組織実現のために
ティール組織では全メンバーが意思決定権を持っているため、上司からの指示で仕事をすることなく、個々人の内発的動機を軸にして行動します。
そのために社員一人一人が経営者のような視点と視野で物事を分析し、評価する能力が重要となります。
そのために業務ごとに細かく、情報交換をし、定期的なフィードバックを行っています。

ティール組織を実現している日本企業の事例はまだまだ少ないです。
柔軟性のある国際色豊かなメンバーと、ベンチャーというイノベーションが起こしやすい環境だからこそ挑戦できることだと思います。
次回はOKRについて書きたいと思います。
では本日はこの辺で!

次回も乞うご期待ください!!

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