#5 『気まぐれスケッチ』 〜ブリーフィングなひとびと〜
noteマガジン『気まぐれスケッチ』の第5弾。イラストデータは「みんなのフォトギャラリー」、イラストACで公開中です。
テーマ :「 ブリーフィングなひとびと」
「ブリーフィング」とは建築デザインやプロダクトデザインのシーンで計画や設計をするために要求条件書を作成することを指します。計画がスタートする前に作成された条件書のことを「ブリーフ」と呼びます。今回は少し洒落を効かせてブリーフ下着をモチーフにして図説しました。
イラストの紹介
今回のテーマに含まれるイラストの一部を紹介します。
illust_01:明確なブリーフが設定されないプロジェクトの失敗例
発言力や推進力のある人は類稀なるリーダーシップを発揮しますが、その熱量や具体的なゴールイメージはプロジェクトメンバーに適切に伝わってないことが殆どです。
illust_02:適切なブリーフが設定されたプロジェクトの成功例
機能要件や設計の意図、背景を言語化し第三者でも理解しやすいクリエイティブブリーフは慌ただしいプロジェクトや変化の激しい状況の変化の中でも心強い道標となりチームをゴールへと導きます。
illust_03:計画性のなさが招く品質の低下
具体性のない目標設定はすべての工程を曖昧にするばかりでなく開発メンバーの緊張感の低下を招き円滑なコミュニケーションを阻害します。結果ユーザーに望まれないものや期待された品質に満たないものが生み出されます。
illust_04:計画的な工程管理でMVPを達成
MVP(実用最小限の製品: minimum viable product)の定義は非常に大切です。製品の機能や仕様を満たしたものが、結果としてユーザーにどのような価値をもたらすのかを開発に関わるメンバー全員で把握しておきましょう。
illust_05:データの視覚化と多様な解釈
プロジェクトのブリーフを作成する前提条件として、ユーザーデータの調査・分析は非常に大切です。必ずしも万人が今すぐ求めているモノが製品の最高のアイディアになるは限らず、対象ユーザーの本質的な欲求を知ることが重要です。データとヒトの行動を観察し、視覚化しましょう
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上記のイラストたちは「イラストAC」にて各種データ形式でダウンロードできます。(一部は個別)
まとめ
いきなりフワっとしたゴールイメージやニュアンスだけで、プロジェクトが進んでしまうと目的に対しての焦点が定まらずに不必要な作業や手戻りが増えてしまいます。そういった無駄なコストやチームメンバーのストレスの軽減するために、設計を進める前には明確な計画や仕様要件を作成することでプロジェクトの成功率を引き上げることができるでしょう。
@norinity1103 でした。
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