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OKR導入で自律分散型組織へ〜OKRを立てるためのキーポイント〜

みなさんこんにちは!
OKRを導入し、自律分散型組織へと抜本的な組織改革に走り回る日々のJELLYFISH阪本です!
今回は実際にOKRを立てていきながら意識すべきキーポイントがいくつか見えてきたのでそれをシェアしたいと思います!!

ーOKRに求められる他者から見た自分視点ー

仕事において自分ごと化と他社からの共感が重要ですが、それはOKRを立てる上でも同様です。
個人のOKRは個人のことだけを考えて設定するものではありません。
仕事は多数の関係者と行うことが必須条件です。
となると、他者が求めている自分という観点が重要になってきます。
いつも私たちは「自分のやりたいこと」=「Will」だけを意識しがちです。
ですが「求められていること」=「Must」、「できること」=「Can」を考えることで自分が他者から求められていることを捉え、「Will」「Must」「Can」3つの軸が重なるところに私たちの真の「やるべきこと」が存在していることを忘れてはなりません。

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そのバランスが取れていてこそ顧客との関係が主従関係ではなく、協働関係という理想的なパートナーシップが生まれます。

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ー共感が生み出す協働ー

また、協働関係を築いていく上で重要なのが他者からの共感を得ること。
そのためには他者から自分が想像されている状態、理解されている状態を作ることが重要です。
人に自分のWillを伝えるだけでは、つまり自分の考えを知ってもらうだけでは、人は動いてはくれません。
「私もそう思う」この共感があってこそ人は初めて何か協力することはないかと動くようになります。
では人を共感させるにはどうすればいいのでしょうか?
共感してもらうために必要なのは「共有」です。
成功したという「結果」だけでなく、自分がチャレンジしている過程を共有することで人はその過程に自分を重ね合わせ移入することで共感を生み出します。
人間の心理は成功したという結果よりも成功に向かう過程に共感を覚えるのです。

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最近話題のオリンピックで具体例をあげてみましょう。
白熱した選手たちの熱い戦いが繰り広げられる中で、負けたにもかかわらず私たち視聴者の心を奪っていったサッカーの若きエース久保建英。
銅メダルをかけたメキシコ戦に敗れ惜しくもベスト4で終わったサッカーでしたが、試合終了後の彼の号泣が一世を風靡しました。
彼は自分の悔しさ、怒り、無念さこのような感情を共有したことで国民の共感を生み出し、メダル獲得への道のりを「My Story」から「Our Story」へと変革させました。
(もちろん意図的に彼がそうしたというのではなく、結果的にそうなったということ)
来年に控えたW杯。このことを機に久保選手率いる日本代表チームを私たちは、一層自分のチームとして応援することになるでしょう。

ー「My job」から「Our job」にー

このように仕事も「I」ではなく「We」でやるものだと捉えてOKRを設定、実行していく人が結果的に共感を生み出し、他者を巻き込んで成功していくようになります。
ですから、周りの人から求められている個(自分)を意識して周りが見ても自分がみても共感ができ、「ワクワク」を感じられるようなOを設定していくことがとても重要になってきます。
また、KRに関しては、その一つが解決すればその周辺のものも解決できるようなボーリングのセンターピンのようなものを自分の業務の中で探すことをお勧めします。
OKRを設定する上で顧客→会社→部署→チーム→個人と繋がっているということをいつも念頭において、他者から見ても自分から見ても最適なOKRを立てられるように試行錯誤していきましょう!!

次回の記事もお楽しみに(^^)

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