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もがく場所は人それぞれ。


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こんにちは。
今回は、苦しい時期に過ごし方お言うテーマで僕の気持ちを綴ろうと思う。


昨日の試合(4/30 13節 甲府戦)で今期4勝目を挙げることがでた。
今シーズン中々勝てない中での勝利だった。

電光掲示板

この試合は、12節の長崎戦から10人を入れ替えて試合に挑んだ。
連戦とはいえ普段あまり試合に出ることのない選手たちが中心となった。

相手は、4連勝中のチームで勢いもあり
少しでも弱みを見せれば一瞬んで食われるのはみんなわかっていた。

多分みんなが予想してた展開の前半15分〜25分だったと思う。
前から行っても剥がされるし、ボールを奪ってもすぐに奪い返され一生相手のターン。

正直なことを言えば、もうすぐ前半終わるだろうなと思って時計を見た時まだ20分だったときは、この先どうなるんだって思って笑ってしまった。

それでも、曽根田選手と安藤選手の2ゴールで前半は2−0で終えた。

前半自分達が高いラインを敷いてる分背後を簡単に走られことが多かった。
それでも、ナオとエブと3人で話して「俺らがライン引いたら終わりだろ」って話をしてた。

結果的に2点目は押し込まれてもラインを上げて前線の選手が追ってくれたから生まれた得点だった。


しかし、後半9分に失点。これには結構食らった。

横浜FC戦で2−0から逆転された時を思い出した人は少なくないだろう。

チーム全体でまた意識統一をした。「前からいき続けるぞ」と
狂気だよな。と自分でも思う 笑

普通もう引き篭もってなんとか時間を経つのを祈ると思う。でも、横浜FCの時はそれで逆転された。だから今回は3点目をとってゲームを終わらせようぜってメンタリティーだった。

だから終了間際の苦しい時間帯でもあわやと言う場面を作った。

結果的に最後は、全員で守って耐えて守り切った。
苦しかったけど、いつもの生活に戻るくらいならこの苦しさなんて何でもない。

俺らは大分戦でもチャンスをもらってそれを活かしきれなかった。

初めて試合中に足を攣ってしまった。
でも、隣のナオも攣ったって聞いた時多分痛み忘れた。

CBの控えもいないし何なら交代枠もなかったから
大丈夫だ俺は足を攣っていないと自分を洗脳した。結構荒手な洗脳だったと振り返れば思う。


試合後みんなの姿見ればわかると思う。
どれだけこの試合にかけていたか。

笛が鳴った時のCB×3

見てる人からしたら、決して面白い試合ではなかったと思う。むしろ心臓が一つでは足りなかったと思う。
それは、アディショナルタイム5分って表示された時の会場のどよめきが物語っていた。

それでも会場の一体感がさらに高まったのを感じた。

ボスとの抱擁

この1ヶ月半コウジさんに死ぬほどお世話になった。
この人やっぱすげーって何度も思わされた。

試合終わってコウジさんが「お前本当よくやった」って言ってくれた時嬉しすぎて涙出そうになった。

だから絶対この人と同じピッチに立ちたいと思った。



それでは、ここからが本題。
「おい嘘だろ」声が聞こえてきそうだがもう少しお付き合いください

自分自身3月13日の横浜FC戦以来 約1ヶ月半の出場だった。
その間ずっとメンバーにも入れず練習するだけの日々が続いた。
出口のないトンネルをさまよっていた。

いつ自分の出番がわからない中でずっと準備し続けるのってこんなにも辛いことなんだと思った。
ましてや、チームが苦しい中その力になれない歯痒さはずとあった。

俺出せば勝てる心の底から思っていた。
でも、どれだけ口で言っても自分の中で思ってもプロの世界では通用しない。

だからこそ昨日は 勝利 +3 が欲しかった。
じゃないとまたあの生活に戻る。出口のないトンネルに逆戻り。

あの生活ってのは、チームが公式戦をする日にメンバー外の選手が練習する日々。

でも決して無駄じゃない。



ここで試合に出れない時、自分が意識したことは二つ。

一つ目は

誰が見ても俺を使いたいって思われるくらい圧倒的な選手で居続けること。



監督に評価してもらって初めて試合に出れる。

でも忘れてはいけないのはサッカーする上で忘れてはいけないのは仲間と戦っているということ。
仲間から信頼されることがどれだけ大切なことか。

こいつのミスなら、俺が体はって止めてやるとか。
こいつなら信頼してボール預けれるとか

試合の中でもそれは思う。
そいつが本気で練習してるかどうかなんて毎日一緒に練習してるもの同士なら尚更わかる。

自分の立場が苦しい中でも毎日自分を磨き続けるなんて簡単じゃない。
メンバーに入れない日が続きそれを改めて感じた。

俺とナオとエブスの3人は毎回自主練の時一緒に練習してた。

CBとは屈強で圧倒的でなければならない

というのが俺らのスタイルそれに近づくてめにキツくても毎日毎日
森コーチや富田コーチ佐藤コーチにボールを蹴ってもらっていた。

ちなみにコーチたちは毎回筋肉痛になるまで付き合ってくれるから、流石に日替わりじゃないと厳しいのではないかという僕達の心遣いです。

でも嫌な顔ひとつ見せず付き合ってくれる。

そしてナオに関してはプロで初めての勝利。
いつも一緒に練習していたから彼の努力は知っていただからこそ今日は絶対に勝たせたいと思っていたし、それが結果になって現れてよかった。

こっからがスタートラインでまだまだナオには負けられないけどとりあえずおめでとう。俺もこころから嬉しかった。


二つ目は
自分を見失わないで信じ続ける。

試合に出れなくなると、みんな俺のここがダメだとかもっとこうしなきゃいけないとかを言い出す。
ここぞと言わんばかりに自分の欠点を見つけ出し指摘してくる。

そして自分自身も自分の長所を見失い、短所ばかりに目をむけるようになり結果自分ではどうしていいかわからなくなる。

もちろん。人の話を聞くのは大事で話を聞くことで解決することもある。

いろんな人の意見を聞いて自分がどうしていいのかわからなくなる。
そして自信を失う。それだけは絶対にしてはいけない。

誰かに人生託すぐらいなら
自分に有金を全額ベットしてその結果ダメだったら、素直に受け入れることができる。

もし他人を信じてそうじゃなかった時その人は責任取ってくれるか?

結局、他人にどうこう言われたって、最後は自分で決断して自分の手で正解にしていくだけ。それがいつも自分が思う。


人生自分次第。
いつも自分が主役。


またなんか格好つけた感じになってしまったがこれが本心。


今回の試合で全てが変わったわけではないけれど、試合に出れない選手それぞれにストーリーがあるって事をみんなに知って欲しかった。

いつも試合に出てキラキラしてる選手がいる中で必死にもがいてる人間もいる。

もちろん試合に出ていたらまた別の葛藤がある。もっと上に行きたいとか俺はもっとできるとか。

でも試合に出れない苦しみはそれ以上だ。
自分がなんのためにいるのかわからなくなる。

生きてる心地がしなくなる。


だからもし、応援してる選手がいたら「頑張ってね」と一声かけてあげてください。それが選手の頑張る理由になるので。


でもやっぱり試合っていいなって改めて感じた。
ファミリーの声援と期待その中でプレーできるのは最高に楽しかった。

やっぱフットボールって最高だなと心の底から感じた。

俺今生きてるって全力で感じれた。

まだまだ書きたいことたくさんあるのにこれ以上長くなったらもう目が疲れちゃうと思うので、また次の機会にでも書こうと思います。


ここまで読んでいただいた皆さん本当にありがとうございました。



先制点決めた近所の曽根君
俺にキャプテンマークを託してくれる曽根君
俺にはこの腕章はまだ早いからもっと成長してから付けようとおもて空間の魔術師へパス


それではまた。

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