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色はセンスより知識2



センスだけでは続かない

以下、先日の投稿でも述べていますが、色の選択は個人のセンスだけではビジネスにおいて、クライアントに求められるニーズに対応出来ません。
クライアントのニーズに応えるには知識や技術が必要です。

「なんとなく」から抜け出す

なんとなく流行ってるし、可愛いかも?イケてそうな気がする?
というようなノリは個人的なSNSの発信なら全然OKです。
でも、ビジネスとして、クリエイターとして報酬を頂くのなら、そう簡単には行きません。
クライアントのニーズに沿うように、更にその色や形、デザインが
利益を生むように考え、計画していく必要があります。
その為には個人のセンスだけに頼らずに、色の全般的な知識が必要です。

色のイメージの根拠

色によるイメージの根拠を知っていますか?
色は電磁波です。そのため、色によって脳に与える刺激が異なります。
なんとなく~と感じるかもしれませんが、それには根拠があります。
例えば、以下の画像を見比べてください。
ベーグルは同じですが、背景色を変えています。


どんな味?甘そう?
素材は?水など、素材が天然?
噛めば噛むほど深い味わい?

単純な色の変化ですが、甘味を感じさせたリ、素材感、食感を感じさせるような、人間の五感に訴えかける配色になっています。

なぜ、色で感じ方が変わるの?

色には波長というものがあり(以下より語句の意味をご確認ください。)

それによって、体内で生成されるホルモンの分泌が変わると解明されています。
*ホルモンの分泌に関しては以下を参照ください。

https://www.nordicare-aghd.jp/about/hormone.html

ホルモンの分泌と色

色によってホルモンの分泌が異なるため、生理的反応にも違いがあります。
色に関する自分の好みや趣味、嗜好は心理的なものです。これは個人差が大きいため、ビジネスにおいてはリスクが高くなります。
ホルモンの分泌は色彩による生理的反応ですから、心理のような個人差は ほぼ出ないと言って良いでしょう。
ホルモンの分泌と色の関係性を知ることは色を扱う仕事に就く人にとって 欠かせない知識です。

ホルモンの分泌のお話は、また次回。


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