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色彩生理学セミナーを開催

色彩生理学セミナー開催

先月、今月、オンラインにて色彩生理学セミナーを開催しました。
色彩による心理学は今や珍しくなく、詳しくは知らなくても聞いたことある!という人がここ数年で一気に増えて来ています。
ですが、色彩の生理学というと、え?聞いたことないって方が大半です。

色彩生理学って何?

以前投稿した記事です。色彩心理学は他の心理学にも馴染みがあるために理解しやすいと思います。心理学は統計学ですから、多くの人が当てはまりやすいと感じますよね。でも、実は個人差が大きく、年代や性別、国が違うと全く違う解釈なる場合があります。
それに比べて、生理学は万国共通と言って良いでしょう。
例えば、人種が違っても女性が子供を妊娠し、産むという過程は同じです。
つまり、気持ちは違っても身体的なものは共通する部分は、心理的なものに比べると圧倒的に多いということが解明されてきています。

色彩心理学

近年、脳科学が急速に発達し、色彩”心理”は色彩”生理”からの二次的作用ではないかと言われるようになってきています。色彩心理学の学びが必要ないというわけではなく、根拠が明らかになった方が、より有効活用できるのではないか、ということです。


色彩生理学の特徴

色彩生理学とは、電磁波である色の波長によって、ホルモンの分泌が異なり、その各色から受ける生理的反応をベースに心理が反応をするのではないかというものです。
例えば、青の波長を受けると、リラックス、安定感、冷静さを呼び、判断力が上がると考えられています。


セロトニン効果

男女差

ホルモンの分泌として、「女性ホルモン」「男性ホルモン」という言い方があるので、男女差があるように想像しがちですが、男女差は無く、分泌の生成量に差があるようです。もしかしたら、男性が好み色、女性が好む色という概念も、社会的な刷り込み、思い込みに過ぎないかもしれません。

ビジネスと色彩生理学

色彩生理学の研究とビジネスへの活用は今後更に広がっていく事が予想されます。グローバル化の時代、色彩における心理学では日本という独自の文化の中で育った方たち限定?という可能性も否定できません。
今後視野、市場を広げていくためにも色彩生理学をビジネスパーソンの必須科目にしてきたいと考えています。

来月も色彩生理学セミナーを開催予定です。


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