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副業とは趣味がマネタイズされたもの

いつの頃からか少し副業をしてます。一番はGCDFというキャリアカウンセラーの養成講座のトレーナー業です。あとは、ささやかですが、今、3つほど連載を担当させていただいており、執筆業が副業と大手を振って言える日がいつかくるといいなとか思っていますが、こちらはまだまだです。

2003年にGCDFに通い、2度目の試験で合格しました。資格の維持には継続学習が必要なので、いろいろな継続学習に通いましたし、自主勉強会も開催しました。その後、カウンセリングのアドバンスコースに参加したり、2010年にはキャリアカウンセリング協会が新設したスーパーバイザー養成講座に1期生として参加しました。一方、慶応義塾大学丸の内シティキャンパスのキャリアアドバイザー養成講座のベーシックアドバンスで花田先生の教えを受け、毎年キャリアリソースラボのスーパービジョンにも通ってます。GCDF取得後にキャリアデザイン学会に参加し、ほぼ毎年大会に参加させていただいてきました。これらは基本的に業務外で行ってきたことであり、自分の時間とお金を使ってやってきました。一言でいうと単純に趣味なんです。もちろん仕事につながるところはありますが、でも貴重な休日を費やしたり、結構な金額の受講料を支払ったり、好きでなければ続きません。

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とある頃から、GCDFのクライアント役を頼まれてやったりし始めました。そして、トレーナーのお誘いをいただき、養成講座に1年通ったり先輩の講座をオブザーブさせていただいたりした上で、今では週末や夜間に結構な力をこれに費やすようになってます。責任をもったアウトプットをするにはインプットとそれを自分の中で熟成させる時間と機会が必要です。なので、相変わらず週末と夜間に自分の時間を使ってやってます。ただ一つ違うのが、自分のお金を多大に使うだけの趣味から、少ないながらもお金をいただける副業の立場になったことです。社会的責任が生まれたものの、基本は趣味だと思って今でもやっています。ですから、やらされ感のかけらもありませんし、講座以外の時間も自己学習にかなり費やすのも楽しいものです。本業が休みの日に、朝から講座に取り組むのが楽しみで仕方がありません。草野球が好きなお父さんが、残業続きで疲れきっていても、喜んで朝からグランドに向かうのとたぶん同じです。

私の副業は趣味がたまたまマネタイズされたものです。なので、副業解禁とか、副業をやってみようという文脈がどうも馴染みません。趣味解禁とか、趣味をやってみようというのが馴染まないのと同じです。これはとても幸せなことだと思います。そして、本業にしないからこそ、この気持ちは成り立つのかもしれません。結構、似たようなアプローチで副業に入っている人はまわりにも多くいます。ものを書くのも子供の頃から好きでしたので、執筆も大好きです。もっともっと書きたいくらい。悩みは、絶対的な時間不足になることのほかには、本業と副業の「身体と頭の使い方」がとても近いものであることでしょうか。何というか、さすがにリフレッシュにはならないのです。なので、さらにメタの趣味としてあるのが「酒場浴」です。これは心身ともにリフレッシュされます。さすがにこれはマネタイズされないでしょう。そういう趣味も必要なのです。

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※写真は荻窪駅徒歩5分の大田黒公園と、荻窪駅北口教会通りの「CAFEちゃぶ久」。昼から酒場浴できる良きCAFEです。

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