見出し画像

369 そんな魔法アイテムがあるわけない。(稲田)2023/5/24

Webセミナーを毎月開催している機器メーカーのA社様。稀にあるのがセミナー当日の駆け込み参加です。しかも同じ会社から新規リードが10近く複数でセミナーに参加することもあります。なかには工場長や経営層の方がいたり。これは明らかに社内でセミナー情報が共有されているし、セミナーで紹介される課題や製品の導入検討がホットになっている状況が読み取れます。SQLとして扱うに足るお客様ですよね。

SQLとは
SQL(Sales Qualified Lead)とは、マーケティング部門から引き継いだMQLをさらに精査したうえで、営業部門でフォローすべきと認定した見込み客のことです。

https://blog.hubspot.jp/lead-mql

A社様のWebセミナーは毎回100人が参加してくれるようになりましたが、顧客側の検討状況は様々なので前述のようなちょっとした変化を読み取ることが大切だったりします。

セミナー参加者の増えた減ったも大切だけど、「顧客側の変化」に目を向けることは意外と見過ごされています。とはいえ、顧客側の変化を読み取れるのもA社様がWebセミナーを毎月開催しているからこそで。セミナーを思い出したかのように年2〜3回の単発開催ではやっぱり難しい。変化を観察するためにも定期的かつ継続的な開催が大切なんですよね。

「観察」はWeb活用の重要ポイントですが、そのためにも継続性が必要です。ちょっとやってすぐ諦めたりやったりやらなかったりを繰り返すのは厳禁。継続的な活動を通じて顧客側の信頼感を醸成し、顧客の動向を観察するなかで「成果の種」を見つけるのがWeb活用の主題であって。成果を出す自動販売機を作れる訳ではありません。そんな魔法アイテムあるわけないじゃんと思うんですけど、なぜか結構な割合で自動販売機を皆さん夢見るんですよね。魔法はありません。コツコツやりましょう。


関連note

継続的な活動は見込み客からの信頼を醸成する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?