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431 よいWebサイトとは。「使う」を作る。(稲田)2023/11/13
Web制作会社の顧客である事業会社はWebに詳しくなりたいわけでもWeb制作をマスターしたいわけでもありません。ライターになりたいわけでも、デザイナーになりたいわけでもない。彼らがやりたいことは社内の課題解決であり、事業領域での成長であり、活動の最適化と売上の創出です。
主語はWebじゃない。目的でもない。Webは手段であり、道具です。釣竿とかハサミと一緒。そんなことはWeb制作会社は全員知っています。でも、頭では分かっているのについWebを主語にしてしまう。「Webをマスターするには」「よいコンテンツとは」「よいデザインとは」みたいな話になってしまう。制作会社は勘違いしやすいんですよね。作るのが仕事だから。
深掘りしていうならば、Webサイトは顧客のものですらありません。ユーザーのものです。「ユーザーにとって良いWebサイトとは」「ユーザーにとって良いコンテンツとは」「ユーザーにとって良いデザインとは」なら成立する。
でも、制作会社はすぐ忘れてしまう。要注意だと思っています。忘れそうになったら水野学さんの文章を思い出しています。「使うを作る」ってWeb制作会社にとって大切な言葉だと思います。ぼくたちは使うを作っている。
道具が作られ、それが使われる。そういう順番ではない。道具のデザインは「使う」を「作る」こと。だから同時。デザイナーにとってはどちらをやっているのかいつも曖昧で区別できない。 https://t.co/TlkL1xKLIf
— Manabu Ueno (@manabuueno) January 17, 2021
道具が作られ、それが使われる。そういう順番ではない。道具のデザインは「使う」を「作る」こと。だから同時。デザイナーにとってはどちらをやっているのかいつも曖昧で区別できない。
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