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時間の経過を早く感じることは良いこと?(金子)2023/09/26

ここ1ヶ月、1日の体感速度がスピード違反を起こしている。
黒のクラウンがみつけたら、10回は捕まっている。

「時間の経過を早く感じること」は、果たして良いことなのだろうか?それとも悪いことなのだろうか?

なんとなくのイメージでは良いことのように思えたりする。何にもしていない、ダラダラした1日(一見すると時間を無駄にしているような1日)は時間が過ぎるのが長く感じるので、早いということはその逆で充実を意味している、みたいな。

ただちょっと調べてみると、どうやら良いことばかりではないらしい。
「時間の経過を早く感じること」は一長一短のようだ。

時間の経過が早い=脳への情報量が少ない

実は時間の経過が早く感じる理由は、脳への情報量が少ないからであるとも言われている。

というのも、脳科学者によると「まわりの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なく済み、時間が速く過ぎ去っていくように感じる」らしい。

逆にいうと、情報が多ければ多いほどそれを理解するのにより多くの時間が必要であり、そのためたくさんの新しい発見する若い時代は、時間の経過が遅く感じられた。

この発想は持ち合わせていなかった…

私はいつの間にか自身の取り入れている情報が少なくなっていて、見慣れた仕事ばかりしているのかもしれない。

忙しさに酔っているだけで、本当は新たな挑戦やまだ見ぬ領域に足を踏み出せていないだけなのかもしれない。

どうすればいい?

では、どうすればいいのか。
時の流れを遅く感じるようにするためには、脳が理解するのに時間を要するような新しい刺激を与えることが必要とのことだ。

新しい刺激とは、例えば

  • 読書や映画鑑賞をする

  • 新しい場所に行く

  • 会ったことのない人に会う

  • やったことのないことをする

見慣れない景色をみることで、脳に刺激を与える。
理解に時間がかかり、結果的に体感時間は長くなる。


もちろん、冒頭に書いたように体感時間が短い=それだけモノゴトに没頭している、充実しているという捉え方もできるという見方もある。

どちらが正解かはわからないが、「時間の経過が早い」と感じ始めたときは、仕事や人生において黄色信号が点灯しているかもしれない。ということは頭の片隅に置いておいてもいいかも。

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