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279 「いいネタができたらコンテンツにします」と言い続ける全国の中小企業に届いてほしいこと。(稲田)2023/1/11

ベイジ枌谷さんのツイートに大いに共感しました。

スキルが低い人が「中途半端な状態で見せたくない」と途中経過を隠すの逆効果。スキルが低い人は品質のアップサイドが低くすぐ上限に達する。以降は無駄な時間。打開策は人に見せてフィードバックをもらうこと。スキルが低い人ほどさっさと人に見せた方がいい理由。

「いいネタができたらコンテンツにします」と言い続ける全国の中小企業に届いてほしい。必要なのは中途半端な自分を認める覚悟と成長しようとする意思です。

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合わせて読書猿さんの名言も届け。

ヒトとしての成熟が、「自分はきっと何者かになれるはず」と無根拠に信じていなければやってられない思春期を抜け出し、「自分は確かに何者にもなれないのだ」という事実を受け入れるところから始まるように(地に足のついた努力はここから始まる)、書き手として立つことは「自分はいつかすばらしい何かを書く(書ける)はず」という妄執から覚め、「これはまったく満足のいくものではないが、私は今ここでこの文章を最後まで書くのだ」と引き受けるところから始まる。(読書猿)

ライティングの哲学

書き手として立つことは「自分はいつかすばらしい何かを書く(書ける)はず」という妄執から覚め、「これはまったく満足のいくものではないが、私は今ここでこの文章を最後まで書くのだ」と引き受けるところから始まる。

特にこの一文は全国の中小企業の経営者、中間管理職、Web担当者に届いてほしい。未熟な自分を自分の責任において引き受けてください。成長はそこから始まる。逃げないこと。引き受けないくせに、部下が書いたコンテンツに評価者気取りであーだこーだ言わないこと。Webコンテンツを評価するのはユーザーです。あなたではありません。自社に貢献しない自己満足はさっさと捨てて、スタッフの未熟さを一緒に引き受けてください。上司なんだから。


関連note

「勇気」について語っている本。『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』

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