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「アンバランスの向こう側」

夕暮れ時になると近くを流れる大きな川に行き
葦の生い茂る船着場から小舟を漕ぎ出すんです

釣り人も絶え誰も居なくなった
川を一人漂うのが好きなんです

小舟って奴は漕いで前進していると安定しますが
漕ぐのを止めた途端に不安定に揺れて来るんです

自力で前進している満足感がオールを離した途端に消え去り「何かしなければいけないのではないか?」と言う「努力感渇望症候群」の症状が現れ、気持ちの乱れから体が無理にバランスを取ろうとする余り、焦ってアンバランスになってしまうんです

そんな時は小舟に寝そべって夜空を見上げて居れば
やがて満天の星空に心もボートも落ち着いて来ます

その状態を私は「アンバランスの向こう側」と呼ぶんです。そこにこそ、自然な安定感が有るんです

……………………..…………………………………………………

ナンチャッテ……………..………….!

🤭ウソーーーーーーーー!

小舟なんて持ってないし
夕暮れ時の川に小舟…?

確かにカッコ良いかも知れんけど
一歩間違ったら、なんか…キモッ!

全くの妄想「アンバランスの向こう側」でした

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