見出し画像

SF小説「ガレキと猫と希望の果てに」

 2020年。
 いつも周囲の顔色ばかりを気にしていたジュンは、通学途中で段ボールに閉じ込められていた子猫を見付ける。
 しかし、その子猫を拾った後、目の前の景色が一変していた。
 見慣れているはずの街並みは荒廃し、通勤・通学で溢れていた人も誰一人としていない。
 宙に浮かぶ赤い物体の襲撃から間一髪、ジュンは怪しげなコートを着た男・イタルに助けられ、ここが未来の2036年だと知らされるが、その間にあった出来事は、どれも耳を疑うものだった。

 謎のウイルスの蔓延。
 進化した人類・ディーボ。
 全世界同時に発令された「世界統一法」。
 巨大な浮遊型シェルター・ノア。
 首都の壊滅。
 無人殺戮兵器・バグ。

 今も脅威が続く荒廃した世界で、たくましく生き抜くイタル達に、ジュンは「生きる」という意味を見出していく。

 絶望の未来を知り、喜びと悲しみ、淡い恋心を経験したジュンは衝撃的な帰還を果たした後、何を選択していくのか!?

 現在と未来、そして過去を繋ぐSFタイムスリップ・サバイバル。


※2021年4月7日に出版した新作です。

小説(Kindle本)はこちらから。
※Kindle Unlimited(読み放題)対応、無料アプリで試し読みもできます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?