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Kindle ペーパーバックについて

Kindle本で、ペーパーバックが作れるようになりましたね。

本のページ数が79ページ未満だと背表紙が作れないそうなので、P66の小説と、P252の小説の2種類を作ってみました。

ペーパーバック版と、印刷屋さんで作成してもらったものの比較です。

私とワタシの表

左がペーパーバック版で、右が印刷屋さん。
(ペーパーバック版は校正刷りの見本なので、グレーの太い線が入ってます)

印刷屋さんでは、文庫サイズ(A6/105×148mm)で作りましたが、現在、ペーパーバック版ではこのサイズがありません。
(そのうちできるかな?)

ペーパーバックで文庫サイズに近いサイズは、
103×182
105×173 → これで作りました
112×174

さてさて、背表紙はというと……。

私とワタシの背

印刷屋さんで作成したものとほぼ同じ背幅ですが、P66なので背表紙にタイトルが入れられません。
これはしょうがないです。

お次は、裏表紙……。

私とワタシの裏

写真では分かりにくいですが、ロゴの色がペーパーバック版だと少し黒っぽくなりました。
PDFでアップロードしないといけないので、画像の色合いが変わるのと、文字も少しぼやけてしまいました。
画像からPDFに変換する時のやり方など、少し勉強しないといけないのかもしれません。

最後は、P252版。

ガレ猫

こちらは表紙のタイトル&著者名が端ギリギリだったので、裁ち落としの分を黒の余白で調整したのですが、見事に失敗した例です。
上・左・下ともに同じミリ数の余白を持たせたのですが、実際に裁ち落としされたミリ数がそれぞれ違ったので、余白での調整は難しいかもしれません。
表紙自体を修正しないと厳しいですね。

ペーパーバック版では紙質も硬いので、見開きの内側は本が厚くなればなるほど余白を多くしないと、本を開いた時に内側の文章が見えづらくなります。
また、ページ数が少ない本のアップロードでは、背表紙がないとはいえ、実際には背表紙の幅も計算されるので、表紙PDFの横サイズはその分も足さないとエラーになります。

今回のお試し印刷の結果、修正や新規に他の本も作っていこうかと思います。

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