見出し画像

2021/06/19 成長。

今日は息子の授業参観だった。

社会の授業で範囲は日本の歴史。クラスのみんなは頑張ってノートを取りながら手を上げて先生の質問に答えている。

うちの子は一切手を挙げたりせず静かだったが、なんだかいろいろ考えながらノートに文字を走らせていた。

ADHD/ASDの診断を受けてから、本人は自分のできることとできないこと、やりたいことやりたくないことのバランスを必死に考えて、出来るだけ自分に素直に生きることにしたようだ。だから僕も手を挙げなかったことについては深くは話さない。本人が話したいと思ったタイミングでいろいろ聞いてあげるつもり。

学校ではなんでも「普通以上」であることが評価される。僕や僕の息子のように凸凹が大きい人間は苦労する。だから本人にも妻にも(遺伝的に)迷惑かけてるなと思ったりする。

だがその本人が自分のことを自覚して、自分の判断で何かを考えようとし始めたのは僕にとって嬉しい驚きだった。

今この時点の僕自身ですら自分の凸凹に悩んでいるのに、息子はそこから一歩踏み出そうとしている。

子は親を見て成長するが、「親」もまた子を見て成長するのだ。

そんなことを噛み締めながら、帰宅後の息子たちとゲームをする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?