019 秋を迎えた小浜島 生物の日々
群れて飛翔する「オキナワチョウトンボ」
翅模様は個体や、地域によって異なり、翅の色味から「ベッコウチョウトンボ」とも呼ばれ、奄美大島以南の南西諸島やインド・スリランカ・ミャンマーで出会うことができる。11月くらいまで水辺付近で乱舞してくれる。
八重山諸島などの亜熱帯の島々の汽水域に生息する「ミナミトビハゼ」が敷地内のマングローブ林の陸で一息ついている。魚類ではあるけれど鰓呼吸だけでなく皮膚呼吸が主だという「ミナミトビハゼ」
干潮時の干潟付近で尾びれを使って、水面を連続してジャンプする姿から沖縄では「トントンミー」と呼ばれている。
早朝の人影まばらな時間帯に、岩礁や砂浜の波打ち際で小魚を探す「クロサギ」。干潮時によく姿を見せてくれる。
ホテル隣接のビーチで朝焼け、朝陽を堪能した後は浜辺を散策しながら、活動し始めた「ヤドカリ」や砂地の巣穴から顔を出す「ツノメガニ」「スナガニ」などの姿も見られるので、滞在の折にはぜひ早起きして楽しんでいいただきたい。
熟して地に付したアダンの実には、好物を得た「ヤドカリ」がいつにも増して躍動的だ。さざ波の音を背景にカサカサと食事をするレアな姿に、自然の営みを感じた。
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