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ありがとう探しの1ヶ月間で見つけた日々

久しぶりの小さい子の育児の中で消えかけていた"ワタシ"という人物を取り戻したくて、10月に「ありがとう探し」を始めてみた。
1日の終わりに、その日あった出来事の中で1番印象に残ったもの、どんな気持ちにさせられたのか、文字という形にしてインスタグラムのストーリーに流す。個人のページではなく、あえて、「とまみまの」活動のページにしたのは、スペイン語の意味の通り、ワタシの手をとって前に進もう、ワタシがワタシ自身に手を差し伸べて、客観的に自分を見つめ直すことで忘れかけていた自分の良さを思い出して、心から幸せと感じれる日々にしたかったから。

最初は自然や人から頂くモノから始まって、途中でこうなればいいなぁ、こういうのが必要と願えば手元に届くという不思議で嬉しい連鎖が起きる。でも、その中で特に多かったのが家族という存在だった。
何より、子どもの存在の大きさに気づく事ができました。妊娠や出産、育児を重ねるごとに、それまでの自分が1回砕けていくけれど、小さな破片が集まって、少し形を変えてまたワタシに戻っていく。

戻るとは言っても、元通りではなく進化して戻る。自分の身体の一部だったのが、分身のような形になっただけ。それが我が子。子どもと向き合う日々の中で、知らなかった自分に出会ったり、どこかに忘れていた感情がよみがえたりして、寝不足状態じゃ、整理が追いつかないから苦しくなる。そんなときは、無理して整理しなくていいんだ。感情を一旦受け入れて、感じて、時がこれば整理して、またワタシに戻ればいい。いや、新たな、進化したワタシになればいい。

出産と育児を経験する特権は、成長できること、すばらしい進化を遂げられるということに気づきました。

何より、当たり前のように思える小さな幸せこそ、ワタシたちの生活をどれだけ豊かにしているのかを再確認できました。

日々の出来事にありがとうって言えたら、ワタシたちはいつだって幸せになれる。「ありがとう」は魔法の言葉ですね。


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