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【社員インタビュー】相談したくなるアカウントプロデューサーってどんな人?

アカウントプロデューサーは、お客様の窓口となり、さまざまな課題から最適な企画提案をし、ディレクターや各担当者と連携しながらプロジェクトを牽引していく重要な役割を担う仕事。ブランディングエージェントとして企業価値の向上を上流から支援するジェイスリーでは、アカウントプロデューサーを募集しています。
今回は、システムエンジニアから転身し、お客様との関係構築からプロジェクトを生み出すアカウントプロデューサーとして活躍する藤井洋志さんに、プロデューサーの醍醐味や心がけている行動を聞きました。

藤井 洋志/マネージャー、プロデューサー
島根県出身。大学卒業後、システム・エンジニアの職に就いたのち、2006年にジェイスリーに入社。ディレクターとして、Webサイトやコーポレートツールなどの企画・設計から、取材、ライティングまで幅広い業務に携わる。これまでの担当クライアントも観光、保険、商社、交通、住宅、ホテル、IT、機械、飲食など多岐にわたる。また、JNTOなど自治体・企業のインバウンドコンテンツやプロモーションの実績も多数。現在は、事業部のマネージメントを行いつつ、企業のブランディングを主体としたコンサルティングを行っている。

世の中の目に触れるものをつくりたい

ー 入社の経緯を教えてください。

私が入社したのは2006年。今年で18年目になりました。前職は新卒で入った会社でシステムエンジニアとして働いていました。例えば、お茶の間からテレビ番組に参加できる通信システムを作っていました。実は世の中で身近に使われているすごいシステム構築に携わっていたんです(笑)。
 
しかし、やりがいはありつつもなかなかエンドクライアントの顔が見えない仕事でもあったので、家族や友人から「これ知っているよ」と言われるような身近なものや目に見えるものを作る仕事をしたいと思うようになって。それで転職し、ジェイスリーに入社しました。

ー ジェイスリーではWebディレクターとして採用されたそうですが、未経験での挑戦に戸惑いはなかったのでしょうか?

ディレクターは対外的にはプロジェクトリーダーですが、経験がない中で試行錯誤の日々で、入社後の2、3年は本当に社内メンバーに救われてきたな……と思います。今でこそアドリブや臨機応変な会話でビジネストークができるようになりましたが、当時は対外的に話すこともうまくできずかなり苦労しましたね。クリエイティブとは何か、デザインとは何か、もわからないところからのスタートだったので、積み重ねる中で習得していった感じですね。当時は心配と迷惑ばかりかけていましたね(笑)。やり続けるしかない、と必死にやってきました。

だんだんとプロジェクトの難易度が上がり、案件の規模や件数も増えて、現在のお客様の窓口となるアカウントプロデューサーに至りました。わからない時に、周囲の人たちが教えてくれたり、熱心にサポートをしてくれたからこそ、今があると思っています。忍耐強く見守ってくれた会社に対して、今度は自分が恩返しをしていきたいと思って仕事をしています。

お客様の価値を高める思考、相手に寄り添う伝達力

ー アカウントプロデューサーの役割を教えてください。

アカウントプロデューサーはお客様との関係を構築し、プロジェクト化する役割を担います。なんでも相談にのれる存在であることが大事だと思っています。話をする時は、事前に自分なりの調査をしたり、社内のメンバーから意見を聞いたりして準備をしておきます。ユーザーの目線に立った意見やアイデア、改善が必要な点などから、企業側で認識していなかった本質的な課題に気づいてもらえるようコミュニケーションをとっていきます。
 
お客様と一緒に決めた方向性をデザインやクリエイティブを通して形にするディレクターと連携しながら、私はプロジェクトの進捗を見つつ、実行後の分析や次の戦略などを提案し、お客様と一緒に計画しています。

社内的に行うこととしては、売上計画の立案や企画提案の内容を考えています。お客様の競合分析をはじめ、アイデアの引き出しを増やす上でもプロデューサーの集まる社内会議の場で自分の考えを伝えて、意見をもらうなどしています。お客様の価値を高められることを常に思考している感じですね。
 
ジェイスリーのアカウントプロデューサーは、お客様が目指すゴールや課題を把握した上で提案をしているので、お客様も社内メンバーとも食い違いを防ぐことができ、コミュニケーションも密に行ってプロジェクトを進行しています。

ー 仕事において大切にしていることを教えてください。

プロデューサーとして特に意識しているのは、専門性の高いものを噛み砕いて伝えることです。最初に聞き手のリテラシーに合わせて言葉を選びながら話していると、お客様も分かりやすく事業や課題点などを説明してくれます。そこにしっかりと応えていきたいと思っているので、伝え方を丁寧にするよう心がけています。

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おせっかいマインドが、次の相談を生む

ー エンジニアからの転身で「顔が見える」と経験できた瞬間はありましたか?

直近では、とある大学病院のお仕事が非常に感慨深かったですね。後輩である元社員との縁なのですが、その方は退職後に医者になって、所属する病院のWebサイトをきちんと整理したいので相談に乗ってほしいと連絡をくれたんです。
単にWebサイトのリニューアルをするのではなく、そもそも大学病院のブランドや価値を考えるところからスタートすることが大切ではないか、と進言をしました。学部長さんもブランディングに関心があったこと、元社員の人が前職の会社をおすすめしたからと信頼をして頼んでくれたんです。

研修医の申し込みを増やすことを目指していたので、病院の方たちからこれまでの経緯や意図、そして専門的な知識を教えていただくところからはじまり、それを受けてこちらから、しっかりと課題にフィットした提案をしていきました。何よりも困った時にジェイスリーを思い浮かべてもらえるのは嬉しかったですし、一緒に作ったという実感を得られる印象的なお仕事でしたね。現在、1年半程の取引きをさせていただいていますが、すごく頼っていただいてるし、私たちとしても今後もずっとサポートさせていただきたいと心から思うプロジェクトです。

ー まずはお客様に向き合う姿勢を大切にされているんですね。

スキルやノウハウはあるに越したことはないですが、お客様の声に耳を傾けること、よりよくしたいというおせっかいの心や自分がなにか貢献したいというマインドがあれば、ジェイスリーでの仕事の幅は広がっていくと思います。
その上で、調査・分析でお客様が気づいていない課題を見つけ、やるべきことを整理できる人、
「一緒にこれをやりましょう!」と自信を持って言えるプランづくりを粘り強く考えることが求められると思います。

ー 日頃の社内の雰囲気を教えてください。

プロジェクトの中ではセクションや階級にとらわれず自由に意見を交わし、一体になって取り組んでいます。みんな社内で集中して作業や考えていることが多いので、普段はフロア自体かなり静かですが、ひとたびブレストをする時になるとびっくりするくらいワイワイしています。いろんな意見やアイデアが出されますし、仮に今のタイミングに適切ではないことも「もしかしたら、次のタイミングであるかも」と前向きですし、建設的なディスカッションをしていますね。

筑波大学附属病院 総合診療科 様

JALグループ各社 様

株式会社JALUX 様

株式会社アスプルンド様

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・Webディレクター
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・UI/UXデザイナー
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・ブランドコンサルタント
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