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記者への連絡「スルーされた=うざいと思われてる」!?

広報の仕事はとっても楽しい!けれど楽しいことばかりではないのも事実。

広報を始めたばかりの頃、心がちくちくすることのひとつは「記者の連絡スルー」でした。

私は人と話すのが好きで、結構いろんなタイプの方とお話ができるほうと自負がありました。メディアの方(便宜的に記者さんと書きますね)とは、1度の取材だけでもかなりの確率で仲良くさせていただいたりもしました。

一期一会の世界と言いつつも、どんなに急ぎの取材でも最初の着電から取材まで最低でも4回から5回は話す機会があります。

テレビの大型取材に至っては、細かい確認含めて数十回に及ぶことも。
出張を伴う取材なんかだとなおさら、取材対象者も含めてみんなで打ち上げしたり(コロナ前が懐かしい…涙)して、まるで学生時代からの友達みたいな気持ちにもなるものです。

「さて、こんなに仲良くなったのだからちょっと新ネタ売り込みっ…と!」
こんなふうに別のネタの売り込みをしようとする広報を冷徹に阻むのが
”連絡スルー”
です。

メールした。再送もした。携帯の留守電にも残した。

…なのに…!
完全スルー!!!

なんで〜!
悲しすぎる〜! 涙


悲しいですが、それって広報アルアルです。あなただけではありません。
(もちろん、律儀に「本件、担当外で…すみません」などと連絡してくださる記者さんも大勢いますよ!)


私も何回も経験がありました。

「いつでも情報ください、って言ってたのに…!」
「あんなに子育て話で盛り上がったのに…!」
「同郷ですね!なんて盛り上がったのに…!」

なんて、結構真に受けて「がーん」とか思っていました。

繰り返しになりますが、ここで私が声を大にして言いたいのはただひたすらに「気にしないで」ということです。

スルーされたからといって、広報であるあなたのことを忘れたわけでもなければ、ましてやうざいと思っているわけでもありません。

みなさん、「ごめんね〜!」と思いながらも、あまりにあちこちから届く売り込みの嵐に飲まれ、締め切りに追われているだけなのです。

数週間後にこちらも拍子抜けするくらい明るく
「いやーすみません、先日忙しくって全然返信もできず…」
なんて連絡が来たり、

何事もなかったように
「あ、穐吉さんご無沙汰してまーす」
なんて連絡をくださったりもするものなのです。

こちらがどんなにGoodなネタを持っていたとしても、担当外とか、大きな案件にかかっていて本当に身動き取れないとか、色々事情はあるものです。

そんな時、広報にできることは、そうしたスルーをパーソナルに受け取らず、あっけらかんとまた連絡を続けることです。(情報の質を磨き続けることもお忘れなく!)

情報が欲しくない記者さんなんていません。
ただ、それが今の記者さんの興味の範囲と重なっているかどうか、が問題。

落ち込まず、あっけらかん!をモットーに広報活動する 
私も頑張ります!w

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