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『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』と、ぼっちで満喫する桜満開の上野恩賜公園

サンクチュアリ・上野恩賜公園

上野大好き。
大好きな理由は色々ありますが、大きな理由の一つは上野恩賜公園です。

重厚な歴史的背景を持ち、美術館・博物館が立ち並ぶここは、私のような歴史好き陰キャのサンクチュアリ。
ここにある東京国立博物館での『ポンペイ展』、東京都美術館での『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』の東京展が、2022年4月3日で閉幕してしまうため、いそいそと行ってきました。

『ポンペイ展』についてはこちら。

ポンペイ展は展示品の写真撮影ができたのですが、フェルメール展は撮影不可だったため画像が少なく、道中で撮影した桜満開の恩賜公園の風景も載せておきます。

キューピッドが出てきたよ!

まず、フェルメール展は公式サイトのつくりがよかった。
サイトのメインビジュアルに使われている通り、この展示の見どころは修復されたフェルメール作の『窓辺で手紙を読む女』です。

『”本当”の姿は隠されていた。』これをスライドさせると
『キューピッドがそばにいた。』右上にキューピッドが出現。

↑公式サイトで見てみてね!

フェルメールは「手紙」を題材にした作品を多く描いていますが、その他の絵画でも、登場人物の心情描写を絵画の中の絵画(画中画)で表現しています。

『恋文』:侍女<オイオイ手紙届いてんよニヤニヤ(・∀・) (出典:wikipedia)
『手紙を書く女』:ウフフ☆彼ぴっぴにお手紙かくょ☆  (出典:wikipedia)

『窓辺で手紙を読む女』の背後の壁にキューピッドが描かれていることは、以前から判明していましたが、実際に修復を経て、ババーンとキューピッドが出現。

修復前 (出典:wikipedia)
修復後(出典:ドレスデン国立古典絵画館プレスリリース https://www.skd.museum/en/besucherservice/presse/2021/ein-liebesgott-taucht-auf-vermeers-brieflesendes-maedchen-am-offenen-fenster-vollstaendig-restauriert/
美術館入口の看板。

『窓辺で手紙を読む女』はご覧の通りでかい看板になっていたり、サイトでもパンフレットでも異様にゴリ押しされていたので、てっきり大型の絵画なのかなと思っていましたが、実際のサイズは83 cm × 64.5 cm。
そこまで大きくなかったので、展示場内の絵画の前には人だかりがコンモリできていました。

また、気が遠くなる程緻密な修復の様子の映像も流れています。

そもそもフェルメールの作品は、絵画の中にシンボルや寓意が散りばめられていて謎が多く、中野京子氏の『怖い絵』シリーズに代表される絵画の謎解き鑑賞が好きな方なら
「ふふ・・・この視線はこういう意味よね」
「こっちを向いているからこう解釈するのよね」
「この青色は大借金してラピスラズリを砕いて作ってるのよね」
と暗い情念をフツフツと燃やし、ニヤニヤしてしまうこと間違いなしです。

実際私は展示場内が暗いのを良いことに、一人でブツブツニヤニヤしていましたが、その顔のまま休憩場所のある中間地点の明るい場所に出てしまい、明らかにやべえぼっちとして周囲の人に映ってしまったと思われます。

怖い絵シリーズ大好き。必読。

上述した通り展示は撮影禁止だったので、パンフレットを載せておきますね。

風が強い日だったのでコーヒーと餅入り最中で抑えています。
ひらくとキューピッドが出現
フェルメールごり押しですが、他にもドレスデン国立古典絵画館所有の絵画がたくさん

グッズはエコバッグを入手しました。かわいい。

手紙を読みつつキューピッドと共にコーヒーブレイク中。
キューピッドかわいい。

桜の上野恩賜公園をご覧ください

上野恩賜公園には約800本の桜があるらしく、私が行った日はちょうど満開でした。フェルメール展の内容が若干薄めなので、代わりといってはなんですが、桜をご覧ください。

青空、白い雲、薄いピンク=春が来たって感じしますよね
なんで桜って興奮するんだろう
ハァハァ(*´Д`)
一段濃いピンクの桜は「舞姫」という品種
東京国立博物館
東京国立博物館
東京国立博物館 資料館
東京国立博物館 資料館
東京国立博物館 本館
清水観音堂の前

おわり。

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