なんとなく始めたケトン食はかなりきつかった#008 再入院1週間目
再入院してからは、朝に抗がん剤。だいたいお昼前後に放射線治療へという日々が42日間続くのは知っていたのですが、何よりも辛かったのは主に2つ。
1つは抗がん剤や放射線治療が終わった後の暇な時間。
もう1日ほぼヒマです。やることないからコンビニに行くくらいしかない。
仕方ないので、KindleやYouTubeを見たりしてヒマを潰していたのですが、5日位で20GBを使い切る始末。
ケータイ依存の若者といった感じで何となくあっという間に使い切りました。
もう1つの辛さは食事の自由度のなさ。
僕がやっているケトン食は糖質を極限まで減らしてしまって、腫瘍の大きくなる原因であるブドウ糖を与えないことで兵糧攻めにしちゃおうぜというヤツなのですが、、、
食えないものが多い!
非常に食えないものが多い。
米=✗
パン=✗
麺=✗
まあ、見事に食えないんですよね。
院内にコンビニもあるのですが、何も食えない。
唯一の救いはローソンだったおかげで低糖質のブランパンが食べられること。
しかし、ジュースも飲めない。
ラーメンも食えない。
パスタも食えない。
THE・キツイ。
好物も食えないのでストレスが溜まる溜まる。
軽い気持ちで提案に乗ってしまった自分をかなり恨みました。
入院中は昼に好きなものを買わせてくれと交渉もしたのですがNG。
食事が制限されるのって偉いストレスなんですね。。。
抗がん剤であるテモダールについては、吐き気や脱毛などの一般的な抗がん剤の副作用のイメージにかなりビビってはいたのですが、体に現れた副作用は便秘!
僕は生まれてからほとんど便秘という経験をしたことがなかったので、スーパーストレスでした。。。
放射線治療については、謎の石仮面をはめて治療を行うのですが、うるせえ音がするなくらいで初めの一週間位では特に何も副作用は無し。
ちなみに平均して服薬と放射線は午前中に終了してしまうような感じ。
採血はだいたい週に1回。
ここまでやることないなんてという感じで衝撃的なヒマさです。
放射線の帰りにコンビニに寄って唯一許されているそばを買って病室に戻るというこれのループでした。
初めの一週間は少し感情が乱れたくらい、、、?
といった感じで特に事件が起こるわけでもなく、すぐに1週間が過ぎたのです。
この時点で残りの日数は5週間。
終わりまでの時間は思っているよりも長くキツイなと言う気持ちでいっぱいになってしまいましたが、途中で帰ることもできない。
すげー絶望感を抱えて毎日21時の消灯に合わせて床につくのでした。
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