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神津島がガチで最高だった件(『この青空に約束をー』聖地巡礼ツアー)

はじめまして、ジャバと申します!
ということで、今回より印象的なことがあった時はnoteにまとめていこうかなと思いますのでよかったらお付き合い下さいませ🙏

……あ゙ぁ゙い゙っ゙!゙!゙!゙(閑話休題をブチ込む音)
そんな真面目な挨拶なんて置いておいて、おれ、行ってきちゃったんスよ……

伊豆諸島・神津島(こうずしま)に!!!!!

というわけで今回のnoteではそのへんの思い出なんかを語れればなぁ〜なんて思うわけです。
元々Twitterでも200字以上の文字の羅列を推敲に推敲を重ねて140字以内にしてる人種なのでぶっちゃけボリュームはえげつい感じになる気しかしませんが、少しでも読みやすくまとめていければと思ってます!

この旅が企画されたわけ


まずはこのツイートをご覧ください。

とまぁこんな感じでこのオタク、唐突に「神津島行きて〜〜〜〜〜」って言い出してるんですわ

なんでかってそりゃアナタ、、、

『この青空に約束をー』の聖地だからですよ!!!!!(クソデカボイス)

……え?知らない?そんなことある?(クソ煽)

この青空に約束をー

『この青空に約束を―』は、アダルトゲームブランド戯画より2006年に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。「美少女ゲームアワード2006」大賞受賞作品(シナリオ賞、主題歌賞、純愛系作品賞、ユーザー支持賞も受賞)。(wiki参照)
※タイトルも長いので以下"こんにゃく"と略させて頂きます。…え?略し方のルールが分からない?そんなことあ(ry

ということで2006年の18禁恋愛AVG、いわゆるエロゲの頂点に立った作品が「こんにゃく」だったわけですな。

で、なんでそんな古いゲームの聖地巡礼してんの?って話なんですが、答えは単純で
最近プレイしてまだまだ熱が冷めやらないから
ですw

実際は10年以上前に一度だけプレイしてるのですが、その時はとある事情で全クリできてなかったので、今おれがツイキャスで行なっている「積みゲー消化ギャルゲ実況シリーズ」の一環で改めてプレイさせてもらったんです。
でまぁ、ガチでのめり込みましたよね。

作品の空気感もよくてキャラクターはみんな魅力的で〜〜っと作品の魅力を語り始めるとマジで終わりが見えなくなるので今回は省きますが、
女の子キャラクターの誰かを推すのではなく全員を好きになっちゃった
だからそんな彼らのいる島にめちゃくちゃ憧れを抱いちまった
ってのが全ての始まりでした。

前夜祭

今回は2021年8月21日(土)、22日(日)の一泊二日での神津島旅行を企画しました。
21日(土)11時に熱海港を出発し大島を経由して神津島に向かう高速ジェットに乗り込むプランです。しかしここで大きな問題が立ち塞がります。

朝……早くない?

や、一応肩書きは社会人なんですけどそれ以上にオタクなんでね、オタクはみんな朝弱いでしょ(ドドド偏見)
土曜日に6時台の電車に乗る自信が無さすぎて今回は金曜日の夜には熱海に凸してリスクヘッジすることにしました。
24時間営業のファミレスで時間を稼いだりカラオケ凸も考えたんですが、緊急事態宣言下の静岡ではそれも難しく、またメインの神津島旅行に万全の体調で挑みたいと考え、ちゃんとホテルや旅館を予約することに。

熱海……

旅館……

…………



寧々さん、、、

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ホテル大野屋きちゃ〜〜〜〜!!!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄

というわけで一足早い聖地巡礼。
『ラブプラス+』の中でカノジョとの旅行イベントの宿泊先として実名で登場する聖地、ホテル大野屋に宿泊させて頂きました。

当時と同じように寧々さんと旅館の布団で添い寝していたら自然と涙が出てきました。

……俺、何やってんだろうなっと危゙な゙い゙!゙!゙!゙!゙!゙
こういう時に冷静になるのは一番危険なんでね、オタク旅行は常に理性のスイッチをOFFにしておくことを強くオススメします。

大野屋さんでは寧々さんと楽しく語り合ったり、前述の『積みゲー消化ギャルゲ実況シリーズ』最新作の第1話を配信したりしたんですけど、それはまた別のお話。。。

念願の船出

静岡に投げ銭することで
遅刻→高速ジェット乗り遅れ→おわおわり
という最悪のルート分岐を回避した俺氏、
熱海港で無事今回のパートナーであるつきぞら氏と合流です!

【つきぞら氏】
「6畳は特に狭くなくないですか?」と言いながら6畳の部屋で積み上げられて今にも倒れそうなフィギュアの山の中に生息する信頼できるオタク

圧倒的な存在感を放つテラキオン号がお出迎え!
彼奴に乗り込み本編スタートです‼️

「船内のビデオを切り替える仕事で生きて〜〜」
「高速ジェットって浮いてたのかよ」
「うそ…ポケカ25周年記念パックの予約期限過ぎてる……」

など、船内では酔ってしまうこともなく何気ない会話でゆったりとした時間が過ぎていきます。
は?泣いてねえし、ポケカ25周年記念パックとか要らんし、は???

そして存在感テラキオン号に乗り込んでから
90分ほど過ぎた頃……

忘れない
笑い声溶けていった青空を
allegrettoで奏でるような
靴音に満ちた日々を〜♪

神津島が姿を現しました!!!
自然と『こんにゃく』のOPが脳内で再生されてしまいます。

allegretto~そらときみ~/KOTOKO
はガチ名曲なので是非聴いてみてね!

テンションが上がり過ぎて着船の様子をタイムラプスに残したりしながらも、なんとか船旅の終わりを噛み締めていよいよ下船です。
港では今回の旅でお世話になる民宿のご主人がお出迎え!
後述することになりますが、車を貸して頂いたり観光スポットを教えてくださったりとご主人には本当にお世話になりました……!

そんなとっつぁんの車に乗り込みまず民宿へGO!
天気予報では【雨のち曇り】という何とも言えない微妙な予報でしたが、
当日は快晴!とまではいかないまでも晴れに近い曇りで気温も高く、紛れもなく""夏""を感じられる天気でした。

そのことをとっつぁんに伝えると、微笑を浮かべて
「島の北は晴れてても南は土砂降りだったりするし天気予報はアテにならないよ。天気予報は1週間のうち7日間くらい外れる。
という島ジョークが飛び出し、車内のバイブスは一気に最高潮!
極め付けは車を借りる時のこのセリフ、

「観光中も車に鍵はつけっぱなしで良いよ、
島だから。」

島だから盗ったところで逃げ場がない。
なるほど確かにwwwwwwwwwwww
とんでもない所でアイランド成分を摂取してしまったオタク2人は、バイブスのアクセルベタ踏み状態で会話に突入してしまうのだった……‼︎

ご主人「本日はどちらに行くんです
か?」

オタク「空港を見にいきたいと思ってます!」

ご主人「えっ」

オタク「えっ」

ご主人「いや、空港行きたいってのは初めて聴いたもので。ほら、普通に赤崎遊歩道とか天上山とか、それこそビーチとか……」

空港が好きなギャルゲの聖地だからとは言えないオタク「・・・・・・。」

ご主人「・・・・・・。」

オタク「……っ!!!」

たまらず車の鍵を奪取し、(なんでこいつら空港行きたいのに船で来たんだよ、、、)な顔をしてるご主人にハリボテスマイルで別れを告げ神津島聖地巡礼は幕を開けるのであった!!!!!


21日(土)聖地巡礼の記録

港や宿泊する民宿があるのは上図の左側中央付近、港の近く。まずは一番下の部分、「神津島空港」と「神津島灯台」に向かうことにしました。

ですが!

その道の途中でエモスポットがあったんです!

それが……こちら!!!

うわあああああああああ!!!!!
聖地だぁぁぁぁぁあああ!!!!!

山越えする際、中腹に展望台があって、
そこで車を停めて撮ったんですが、
右側の埠頭がぴったりハマってるのヤバすぎますよね、実際に見ると震えますよ、ガチで。


そこからさらに車を走らせること十数分、
神津島空港に到着です!!!

空港は「こんにゃく」でビジュアルが出るシーンはほとんどありません。
しかし、エピローグで成長した寮のメンバーが飛行機で帰ってきて再会するシーンなどがあり、どんな気持ちでみんなが南栄生島(みなみさこうじま=神津島をモデルにした「こんにゃく」の舞台)に帰ってきたのかな〜と妄想を膨らませるには十分な火力!

そしてさらに!神津島灯台にも足を運びます!

いや〜これもヤバいんだよなぁああああ!!!
灯台はゲームやアニメのOPでもガッツリ映っていますし、ゲーム内の特定のシナリオではがっつり訪れる機会もあるのが堪りませぬッッッ!!!

アニメOPでは上の踊り場?にキャラクターが集まっているので登りたかったのですがさすがに閉鎖していました、残念……!

さらに我々オタク一行は、上の港の背景も見つかるはずだと、山道に屈しベタ踏みでも時速40km以下でけたたましく悲鳴をあげる車を走らせ島の裏側の港にも足を運びます。

が……  駄目っ…!!

み、見つからない……


聖地が……


俺たちの心のオアシスが……


民宿での晩飯時も迫り、諦めかけたその時でした。

うおおおおおおおおおお!?!!!????!?

あったるくん!あったるくん!あったるく〜〜〜ん!!!!!(伝わらない)

あったあった!ありました!!
何と聖地は上陸した表の港wwwwww
灯台下暗し、いや、神津島灯台下暗しでしたねドヤ




いやぁ〜〜満足した。
これで民宿に戻ってゆっくり晩御飯を


なんて、言うわけないだろ?



その時の時刻、18時。
民宿のとっつぁんが晩飯の時間だと指定してくれたのが18時30分。
これを読んでくれている皆さんならどうしますか?安定を取って余裕を持って帰りますか?

自分たちの力を、信じてみたいとは思いませんか?


僕たちは、信じてみたくなったんです。

というわけで!
限界まで聖地巡礼するぞコラーーー!!!!!
つぐみ寮(もしくは高見塚学園)がある高台
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 

一番最初に訪れた、"市街地を一望できる展望台"よりやや低い位置にある「よたね広場」。

街並みも高い位置から見られるし、
階段もあるので雰囲気出てます!
気持ち的には218段ありました(虚言)

余談ですが、よたね広場は神津島が誇る最高クラスの星空スポット🌌
こんにゃくの聖地としては関係が薄いのですが、何を隠そう神津島は東京都唯一の「星空保護区」、天然のプラネタリウムを守るために島民全員が協力しているんです!
例えば島の街灯を明るさを抑えられるものに切り替えたり、夜は店舗照明を落としたり。

だからこそ!
晩御飯を食べたら星空を見にまたここに戻ってこよう。
俺たちオタクは広場に設置されていたターザンロープであ〜ああ〜〜!!!しながら、そう心を決めたのでした。

・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・。


その夜は土砂降りになりました⭐️


22日(日)聖地巡礼の記録


実は今回の聖地巡礼旅行、俺が開幕前にとんでもないミスをしてまして、、、
(まぁ島やしレンタサイクル出来ればどうにでもなるっしょwwwwww)
とかろくに調べもせずに決めつけてたんですよね。
で、直前の1週間くらいになった頃、さすがにルートくらい調べておくか〜みたいなノリで地図を見たら

(あれ?なんか、広くな〜い??)

と冷や汗ダッラダラ💦
慌ててレンタカー屋に電話するも、数日後の土日枠が空いているはずもなく全て撃沈
藁にもすがる思いで、「車ご相談ください」とホームページに記載されていた宿泊予定の民宿に電話をかけてみたところ、土曜日だけはお貸しできるとの回答。
ありがたい回答ではあるものの、
2日目は車なしがこの時点で確定。

だが、勝利の女神はまだ俺たちを見捨ててはいなかった。

実は昨晩、民宿のとっつぁんから一報が入っていました。
それは、
「車を利用予定だったご家族からキャンセルが入ったからお前らオタクに貸してやる」
といった内容。

// とっつぁんありがとー!!! \\


というわけで俺たちオタクは土壇場で2日目の車を確保したのだった…!

ま、レンタサイクルは別途借りるんですけどネ☆〜(ゝ。∂)
ツール・ド・南栄生しなかったらオタクの名折れ

そうだろ、みんな!!!

元々は車がないプランだったため、2日目は意外と広い島の中でも港に近く山を登らないエリアをレンタサイクルで回ろうと思ってました。
まぁ当然車でも回れるんですが、こればかりはマジで自転車で回ることに意味があるんでね笑

たくさん写真を撮ったのですがオタクらしからぬオシャフォトだけ置いて好感度アップを図るオタクになっときますか!!

だいたい1時間くらい海岸線で海風を感じながら
自転車を走らせたのは最高の思い出の一つです。

そうして車に戻り、オタクは最終目的地へ!!

山登りがないからチャリで行けるやろ〜と思って二日目に回していたあの場所へ

それがここ!赤崎遊歩道だ〜〜〜!!!!!

神津島の観光スポットといえば真っ先に名前が上がるほどの観光地、民宿のとっつぁんとかビーチで出会ったライフセーバーの兄ちゃんとか、何人もオススメしてくれてましたね

「こんにゃく」の聖地ではないですが、
実はここもとある聖地だったりします。

アイドルマスターシャイニーカラーズ
2019年の8月に開催のイベント
『サマー・ミーツ・ワンダーランド』

がっつり背景も描き込まれててマジでイベント背景そのままの景色が広がってるので、シャニマスオタクはマジでアドを稼ぎ続けられるスポットですよ!

あとめちゃくちゃ面白かったのが、
俺たちが神津島にいた21日(土)に放映された『ラブライブ!スーパースター!!』で神津島アイドルが初登場して主人公たちが神津島に来てたらしいんですよねwwwwww
赤崎遊歩道で飛び込みしたり、星空を見たり。

思い返してみると、確かにビーチや赤崎遊歩道にいましたわ、スクールアイドルっぽい美少女←

赤崎遊歩道も景色を見たり、つきぞら氏が恐る恐る飛び込みしたりと全力で楽しみ、いよいよ俺たちが乗る船が到着する時間が迫ります。


だけど、その時の俺たちは何も分かっちゃいなかったんだ。本当の恐怖は、これから始まるってことに。。。。。


赤崎遊歩道から車を返しに民宿に戻る途中、海沿いにとある塔がありまして、そこにおじさんが1人立っているのが見えました。

助手席のつきぞら氏が簡単に調べてくれたところ、そこは昔使われていたトロッコ跡だった様子。
人影があったってことはトロッコ跡を通って塔に行けるはずです。

乗船の時間が迫るとは言っても少し寄り道するくらいの時間はある、せっかくの旅行、見れるものは全て見たい!

満場一致でトロッコ跡観光を決めたオタク一行は、近くに車を止めて目的地へ。


しかし、、、

立ち入り……禁止……???
(※前述の塔というのは写真右上です)

周りを調べてみましたが塔に繋がる場所はこのトロッコ跡しかありません、じゃあさっきの人影はなんだったんでしょうか?

不思議に思っているのは俺だけじゃなかったらしく、つきぞら氏が話しかけてきました。

つきぞら「おかしいですね、どうやって行くんだろう。確かに塔を囲むように女性が3人くらい立っていましたよね?」


・・・・・・。


は?

赤崎遊歩道から車を返しに民宿に戻る途中、海沿いにとある塔がありまして、そこにおじさんが1人立っているのが見えました。

俺「いや立ってたのおじさん1人だったでしょ?」

つきぞら「えっ」

俺「えっ」


そう、この時、2人が見た人影は全く違うものであり、しかも人影が立っていた場所は立ち入り禁止の場所。


あの日あの塔に立っていたのは、一体誰だったんでしょうね。



こわっ



出航だァ〜〜〜〜〜〜!!!!


さて、最後の訪問地は「こんにゃく」聖地巡礼とも関係ないし、軽くホラー地雷踏み抜くしでめちゃくちゃでしたが、これにてオタク一行は神津島をあとにします。
やはりスケジュールがちがちに埋める旅行よりもテキトーに気になったものを見に行ける余裕あるプランの旅行が俺は好きですね。

今回の神津島聖地巡礼、本当に最高の旅でした!
これはオタクの単なる考察に過ぎませんが、特定の場所をそのまま『この青空に約束をー』の背景として作中に登場させたわけではなく、ロケハンしたデータを元に神津島をイメージしてそのピースを繋ぎ合わせる形で新しく南栄生島という舞台を作り上げたのかな〜なんて考えてます。

だからこそ、特定の場所ではなく島全体が聖地というか、つぐみ寮の仲間たちがこの島で生活していた一端を感じられたと全力で錯覚していきたい所存!

今回の聖地巡礼は最高の旅、
だけど、いや、だからこそ、
また必ず神津島に戻ってきたいです!

びっくりするほど夜だけ土砂降り⭐️になったことで神津島自慢の星空を微塵も見れていないこと、今回一緒に旅行を計画していたシャニマスオタクが諸事情で来れなくなってしまったことが主な理由ですね

(´-`).。oO(シャニマスオタクと全力で楽しむために、赤崎遊歩道で飛び込みしなかった俺の英断を誰か褒めてくれ)


noteの〆方がわっかんねぇ!!
さよならのかわりにこの台詞を置いておくぜ!!


10年以上前からの夢が叶ったよ…
本当にホントにほんっとに…嬉しいなったら嬉しいな

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