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夏休みの日記2023(1) 渋川聖地巡礼

茉莉花堂です。
4月頃にペンタブが壊れた話を書いたのですが、その後修理してみたもののついに本当に壊れてしまい、新しいペンタブを思案しつつ今に至ります。たぶん同じ機種を購入してもまた同じ部分で故障するんだろうなと思うと、いっそ液タブにしようかとも思いつつ、まあ液タブ高いですし、ゆらゆらと検討中です。9月中にはなんとかしたいです。
なもんで、文字で夏休みを振り返ります。

夏休みも今日で終わり…と言っても、ここで言うところの「夏休み」とはサンサンの夏休みです。イチコは就職してるから夏休みはないし、ニコは大学生なのでまだまだ夏休みが続きます。

今年の夏休みは、サンサンが登校する日が多く、ネコチャンもいるので、遠出はしませんでした。

ネコチャン近影

以下、長々とお送りします。

渋川に聖地巡礼に行ったこと

どーしても「頭文字D」の聖地巡礼がしたくて、渋川に行ってきました。
「頭文字D」(イニシャルD、以下イニD)はYoutubeでアニメ1st~2stステージが無料公開されていたときにサンサンがどはまりし、サンサンと一緒に見ているうちにみんながはまってしまって、まんまとサブスクに入会し最終話まで見てしまいました。

簡単にイニDの説明をしますと、原作はしげの秀一先生、ヤンマガで1995年~2013年まで連載されていた、『公道最速』を目指す峠の走り屋たちの成長とバトルを描いた車漫画の金字塔。アニメは映画も含め1998年~2014年に6期にかけて制作されました(主に我々はこちら)。渋川市は主人公の藤原拓海が住んでいて、物語前半の舞台となった場所です。

渋川市自体が「頭文字D」とコラボしていて、街のあちこちにイニDのマンホールがあるので、スタンプラリーしても楽しいのですよ。

イニDマンホールが市内に7か所あります。
イニDで数々の別れの舞台となった渋川駅。
走り屋たちが集うおなじみの場所、ファミレス。
「伊香保おもちゃと人形・自動車博物館」のイニDコーナー

市内にある「伊香保おもちゃと人形・自動車博物館」には、実写版映画で実際に撮影に使用された藤原豆腐店があるのです(実写版、見てないんだけれども)。展示されているハチロクをこの角度でしか見られないのが残念。正面や後ろからも見たいじゃん…。

今年の夏はとにかく暑い。日中に聖地を歩きまわるのは大変すぎるだろうということで、榛名湖や峠は翌日の早朝行くことにしました。
これが大正解。
涼しいし、誰もいない!
でも、虫の活動が活発な時間帯なので、ハチがくっついてきてとても怖かったです。山には黄色い服を着て行っちゃだめです。

ヤセオネ峠。秋名ダウンヒルのスタート地点。すべてはここから始まった。もちろん、道の真ん中に立ってカウントダウンしましたとも…。

作中に拓海たちが走っている峠道は「秋名の峠」と呼ばれています。モデルとなっているのは群馬県道33号渋川松井田線のヤセオネ峠です。作中で描かれている秋名の峠道はリアルにこの渋川松井田線が再現されているので、聖地中の聖地。バトルはダウンヒル側が使われますが、バトルではないわちゃわちゃしたシーンでヤセオネ峠にのぼってゆくことが多いので、登り車線も走って楽しいです。登り車線からスケートリンク方面に分岐する道は作中頻繁に登場するので、通過するときは大騒ぎでした。

朝の榛名湖。何かというと拓海たちは榛名湖(秋名湖)の湖畔に集います。手前に榛名山があるので、写真を撮るなら対岸からの方が湖面に榛名山が映ってきれいなんですよ。でも、この足漕ぎボートが一番重要なんですよ。

榛名湖(イニDでは『榛名』の名称は使わず『秋名』となっています)はイニDの中に散々出てくるんですけれども、私はアニメ5stステージの第2話、拓海とイツキが湖畔でブチブチしゃべっているシーンの背景にこの足漕ぎボートが登場したとき、衝撃が走ったのですよ。魅了されてしまったのですよ。この、背景に使用するにはキャラが強すぎる足漕ぎボート。このボートが見たくて、どうしても渋川に来たかったのです。

アニメの放送からかなり時間が経っているので、もうこの足漕ぎボートは存在しないかもしれない。頼む、まだ現役であってくれ!と祈る気持ちで榛名湖に来ました。
ありましたよ。感動ですよ。ようやく会えましたよ。足漕ぎボートもまた、私を待っていてくれたのかもしれない。次に来るときも存在していてほしい。
榛名湖の虫(?)の足漕ぎボートよ、永遠なれ。

めっちゃパワーを感じる榛名神社。

榛名湖の先に神社があるので、ついでにちょっと行ってみようか~という気楽な気持ちで来た榛名神社ですが、我々は榛名神社をあなどってましたね。入口からすでに周囲の気温が下がって、パワーを感じる神社でした。
本殿は山の上にあり、徒歩で20分近くかかるそうです。往復する時間がなかったので、榛名神社は今度来たときにゆっくりまわることにしました。

ヤセオネ峠に向かう登り車線側にある高根展望台。渋川伊香保市街地を望む。

ヤセオネ峠から渋川に向かって降りるダウンヒルコースを走ることが、我々の聖地巡礼の最大の目標でした。作中は5連続ヘアピンなのですが、実際は4連続ヘアピンになっていて、やれ溝落としだの高橋兄の最終コーナーだの、車内うるさく走り抜けました。降りてくるまで一瞬なんですけどね、楽しかったです。

伊香保温泉の石段。

ダウンヒル最終コーナーのすぐ先に、石段の温泉街として有名な伊香保温泉があります。伊香保温泉は南北朝のころの書物に記されてるくらい、古くからある温泉です。365段の石段を上り切ったところに伊香保神社があるので行ってみました。もちろんここも聖地。

石段の一番上にある伊香保神社。こじんまりとしていてかわいらしい。
勝月堂さんの湯の花まんじゅう。拓海とイツキが伊香保神社の石段に座って、作りたてのおまんじゅうを食べてたんですよねー。

伊香保神社で御朱印をいただき、その後、勝月堂さんの湯乃花まんじゅうをいただきました。勝月堂さんの湯乃花まんじゅうは全国の温泉まんじゅうの発祥とも言われてるのだとか。午後には売り切れてしまう、人気のおまんじゅうです。伊香保神社の先を歩いてゆくと、紅葉の中に朱塗りの橋「河鹿橋」があり、こちらも伊香保温泉人気のスポット。
伊香保温泉街周辺にイニDマンホールがたくさんあるので、それを探して遊んでました。

心楽しい聖地巡礼の旅もそろそろ終わりです。
最後はイニDのコラボプリンをお土産に帰路につきました。
また行きたい。

イニDのいいところの一つは、峠でバトルしているので聖地があちこちにあることです。他の峠にも行ってみたい。

藤原とうふ店仕様のプリンは安定の豆乳プリン。おいしくいただきました。

さて、後日談。

ある朝、NHKニュースを見ていたところ、地域のニュースコーナーで「渋川イニD聖地巡礼」が紹介されていました。
何の前情報もなく、ぼーっとTVを見ていたら突然イニDの話題になったのでびっくりしました(笑) 
イニDファンの記者の方がNHKにいたのかなw

(おしまい)



夏休みの日記は予定していたタイトルが3つあり、全部1記事として書くつもりだったのに、長さ的にも時間的にもこれ以上つめこむのはキツイので、分けることにしました。

なんか・・・文章もこれでいいのかよくわからないのですが、先日コロナに感染してまだ後遺症が続いてる状態です。ぼんやりした感じが抜け切れておらず、読み直すのも少々きついので、読みにくい文章かもしれませんが、申し訳ありません、このままにします。

次回に続きます。

趣味全開の記事を最後まで読んでくださったあなたは良い人です。




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