見出し画像

自分らしさ=初心

今日もnoteをご覧頂きありがとうございます。

はじめての方は、是非1回目のプロフィールもご覧頂けると幸いです。

本日のテーマは、、
1.私が音楽家になることを決意したきっかけ、
2.自分らしく生きること。になります

1.
高校1年次の冬。
はじめてのソロコンクールに挑んだ時のことでした。

コンクールといえば、やはりいい成績をもらうことを目指すのが当たり前のことをだと皆さん思います。当時の私もまったくその考えで、絶対に入賞する!と意気込んでいました。

コンクールの前夜に母から「いい成績を取ることも大事だけどもう一つ目標作らない?」「コンクール会場には審査員の先生方だけじゃなくて、ほかの出場者だったりその家族の方もいらっしゃるでしょ。その方々を感動させるような演奏をするのはどう?」との提案でした。
当時の私は本当に単純というか、、笑
でも、審査員の方々含めて感動させることができたらいい成績取れるかも!!!なんて思っていたんです😅

そして、自分の思いと母から提案された思いを胸に私はステージに上がりました。
ステージ上では、眩しいくらい明るいスポットライトを浴び非常に楽しかったです。
予選でありながらもこんなステージに立てるなんて奇跡かもしれないと思いました。
しかし、本当の奇跡はここからでした。

無事に終演し、片付けをしていると1組の夫婦が私の元に来て「コンクールなのでこんなこと言っていいのかわかりませんが非常に感動しました。素晴らしい演奏をありがとうございました。」と言ってくださったのです。

まさかのコンクール、そしてまさかの初対面の方にそんなことを言っていただけるとは想像もしておらずいまだにあの時の記憶は鮮明に残っています。
結果的に審査ではいい成績が取れませんでしたが、それよりも非常に価値のあるものをいただいた気がして悔いはありませんでした。

そこから1週間。
私はそのコンクールの1日を毎日思い出してました。
そして、「あんなに大きな会場で、スポットライトを浴びて大好きなサックスを演奏できるだけでもうれしいのにその上見てくださる方が笑顔で帰ってくれるのがこんなにも幸せなことなんだ。」と感じ、いい成績を取ることも大切だけれど、
「もっとたくさんの人を感動させたい。」と思い私は音楽家になることを決意しました。

2.自分らしく生きる方法

夢を見つけ、努力する中で人は気がつけば周りからの評価を気にしすぎてしまうことがあると思います。
私自身もこのように周りからの評価を気にしすぎて大好きな音楽もいつの間にか「周囲受けする音楽」になって自分らしさがなくなっていました。

ある時思いました。
自分ってなんのために音楽やっているんだろう

そんな時思い出したのが高校1年のコンクールで
自分の音楽で感動してもらったことでした。
つまり、”初心”でした。

私にとって初心は、”1人でも多くの人に感動して帰ってもらう。”でしたが、初心は人それぞれ異なると思います。”楽しい”、”おもしろい”、”幸せ”などです。

夢や目標のために大切なことは、この”初心”であり、自分らしさが出るのも初心だと思います。

私もこれを意識したことで周囲の評価が気にならなくなり、いい意味で個性が溢れた音楽だ。とレッスンでも先生から言って頂けるまでに!!
要するに私がするべきことは、技巧的な技術を見せつけるのではなく、音楽の素晴らしさを1曲の中に自分がどれだけ込めることができるかということが分かり課題変更ができました。

”過去は振り返るな”という言葉がありますが、
このような原点に遡るのはいい事だと思いますし、未来に向けても過去に戻ることは非常に大切なのではないでしょうか?

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回は長くなってしまいましたが、次回からはもっと短編的になると思います。(いろいろ書きすぎて反省中🫥🫥)

次回は、誰でも夢を叶えることはできる!実は幼少期にみんながしたあの経験と一緒!?です。

次回も是非ご覧下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?