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まだ「会社のため」ってセリフ使ってませんか?もし使っていたら危険信号です

(通販関係のNoteじゃないの?って思われた方は
 末尾の方でつながります)

さて・・・

「会社のために頑張ったのに・・・」
「これは会社のためだから・・・」
 
なんてセリフはもはや使われてないかも知れませんが、
もし、このようなセリフが頭にうかぶようなら
ちょっと危険信号

そんなアナタはいわゆる社畜路線

報われることがないどころか、
社内に巣くう「搾取族」の餌食です。

そして心が病んでしまい、愚痴が多くなり、
周囲から誰もいなくなってしまうことも・・・

かたや「搾取族」は社内で出世し、
なーんもやらないけどふんぞりかえって
功績は自分の手柄、失敗は別の誰か(生贄)のせい
にしてのうのうと暮らしている・・・

そんなことは実は珍しくないです。
社内政治に全力集中した輩がハッピーに、
外に向かって全力集中で仕事した輩がアンハッピーに
というケースはほんと珍しいことじゃないのです。


どうしてそんなことになってしまうのでしょうか?
以下、考察してみます。

「会社のため」って誰のため?


「会社のため」っていう時は、おおむね
「業績あげて会社の発展に貢献すること」
を意図していることが多いかと思います。
 
でもそれが、
自分の将来につながっているのでしょうか?

そして(自分の将来をさておいても)、
ほんとに会社の発展につながっているのでしょうか?

自分の将来につながっているのか?


「業績をあげて会社の発展に貢献」
⇒評価されて出世
⇒よりやりがいのある立場、仕事を任せられる
 所得もアップして豊かな暮らしができる

こんな図式が頭に浮かんでいる方は要注意
(昭和じゃないのでさすがに誰もいないかな)

長年、コンサル時代も含めていろんな会社を
みてきましたが、
「業績をあげて会社の発展に貢献」=評価&出世
なんて会社はほとんどありません。

ヒトの評価の根本は”好き嫌い”


会社といっても人が運営しているもの

ヒトの評価の根本は”好き嫌い”

いくら客観的に評価していると思っていても
”好き嫌い”から免れることはありません。

それは採用面接のテストでも知られています。
テストの結果、容姿の好き嫌いが影響を及ぼして
いることが表れていました。

そうです。

ヒト科の動物は感情で判断し、
それを客観的に決めたと自分を説得する材料を
後付けで集める種族なのです。

だから人事評価も根本は”好き嫌い”


業績貢献したからといって評価されるのでは
ありません。

感情で判断し、
後付けで「彼は業績貢献したから」という
理由付けを行っているのです。

現にいまひどい会社と接点があります。

その会社で評価されてるヒトの一例ですが、
・社長のご機嫌取りだけして、
・社長にいわれた無理難題を別の人に押し付け、
・うまくいったら自分の功績、失敗したらその人のせい
・押し付けられなかったときはその人が協力しないせいにし、
・担当部門は赤字だけど改善には手を打たず
・部員からは不信で、みな嫌がってる

けど、グループ会社の役員になり、
10倍ほど大きい事業部門の責任者より高給取り。

不思議ですよね

オーナー経営の会社だから、ご機嫌取りして
いるのでオーナー社長に好かれているからです。

そして、自分の功績を社長に毎日毎時のように伝えにいきます。
そして、目の前では忙しい演技もしています。

社長はご機嫌取りが大好き
そして、功績と頑張りを山のように聞いて
それを材料に客観的な評価と理由を後付けします。

会社の業績を心配して、あるヒトが、そのご機嫌取りの
担当部門の赤字を問題視し、分析して提言したことが
ありましたが、提言したヒトは左遷されました。

その当時の社長は”利益を重視せよ”とことあるごとに
言ってたにも関わらず・・・です。

これは極端な例にみえますが、同じようなことは
権益に守られている大企業ほどよくみかける事例じゃ
ないでしょうか。

意識してるにしろしてないにしろ、
ヒト科の動物は好き嫌いで感情的に判断してます。

ヒト科の動物はほんと自分自身が大好き。
承認欲求がものすごい。
その本能を満たしてくれる人が大好き。
大好きな人を認められる材料集めにはご執心です。

それに反する材料は否定しにかかり、
耳をふさぎます。

「会社のため」に頑張っても報われません。

自分のやりたいこと、自分のキャリアップのために
会社を利用する姿勢こそが大事です。

さて、通販においては・・・


ここで注目してほしいのは
ヒト科の動物は好き嫌いの感情で判断し、
それを正当化するための材料を後付けで集める
ということです。

これは購買の意思決定プロセスでも同じ。

明確に意識してなくとも
好き嫌いの感情で購買を決めます。

そして商品ページをみながら
自分が合理的に賢い買い物をしたという
後付けの材料を探します。

なので、ページの構成は

最初に感情的に”欲しい”って思わせることが大事。

グルメなら頭の中に「おいしい」をイメージさせること。
グッズ関係でもそのグッズを得たことで得られるハッピー

そう「ベネフィット」を伝えること

シズル感を伝える料理画像
グッズを使ってハッピーになっている場面の画像 等々

そして、連想しやすいワード

パブロフの犬のように
梅干しと聞くと口の中が酸っぱさでつばきがでてくる
ような誰しも連想しやすいワードです。

肉で「エージング」と聞くだけで
高級、柔らか、うまい、と頭の中で勝手に連想しませんか。

そうしたファースト・インプレッションで
明確に意識出来てなくとも、
自分が得られるベネフィットに感情的に”欲しい”と決めます。


そのあとは
合理的に購買を決めたと後付けできる材料の提供

・商品の特長とその特長を実現している秘訣
・信頼の証
 多くの人が選んでる(累計○○突破、ランキング1位)
 権威者が推奨している(芸能人、専門家、医者など)
 〇〇賞受賞  等々
・(価格が高い場合は)高額な理由

あとは「不安要素の解消」と「オファー(背中をひと押し)」
をつけたらページの基本要素のできあがりです。

長くなりましたが、久々の投稿なのでご容赦を。
ではまた(^^)/

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