見出し画像

中秋の名月 観月会 ~月夜の智積院で魅せる伝統芸能~

中秋の名月
陰暦八月十五日の夜
一年でもっとも美しいお月さま

京都では、中秋の名月に夜間拝観やイベントを行う寺社仏閣が多数あります。

【観月(かんげつ)】
月を愛(め)でながらながめること。月見。特に仲秋の月を観賞する場合に多く用いられる。《季・秋》

『日本国語大辞典』より

京都・東山七条 に所在する真言宗智山派 総本山 智積院では 観月会 という催しが本年は、9月29日(金)に行われます。
《開門》17:00
《閉門》21:00

【特別企画】
名勝庭園 特別ライトアップ
宸殿「堂本印象画伯襖絵」特別公開
宝物館「国宝長谷川等伯障壁画」夜間公開
「観月会限定」特別御朱印の頒布

【第一部】18:00
声明公演
瞑想体験 「月輪観」
【第二部】19:30
能楽 特別公演 

〈全席自由席〉
前売券 : 5000円(お弁当なし)/ 7000円(お月見弁当付き)
当日券 : 5500円 ※当日券には、お月見弁当は付きません。

9月29日(金)中秋に智積院では、中秋の名月にあわせ「観月会~月夜の智積院で魅せる伝統芸能~」を開催いたします。
第一部では、僧侶による声明公演、満月を表(あらわ)した月輪を本尊とした瞑想体験「月輪観」
第二部では、若手能楽師4名(樹下千慧、杉信太朗、河村凛太郎、成田奏)による「居囃子 数番」の古典芸能をお楽しみいただきます。
公演以外では、智積院の名勝庭園「利休好みの庭」をライトアップし、幻想的な雰囲気を堪能いただけます。
さらに堂本印象画伯の襖絵が飾られた宸殿を特別公開いたします。
また宿坊「智積院会館」では、「観月会」限定特別メニューや「観月会」と宿泊がセットになった「宿泊プラン」をご用意しております。
年に一度、中秋の夜だけの貴重なイベントです。是非お越しください。

総本山智積院ホームページより


2022年 智積院 観月会での御朱印(筆者撮影)

昨年の観月会では、一瞬 雨が降り、お月さま どうなるか という雰囲気でしたが、公演終了後には美しい月をたのしむことができました。

本年は、第二部に関西を中心に活動している若手能楽師による特別公演が行われます。
「居囃子」という、舞なしで囃子を入れて謡う形式で上演されます。
もしかしたら、舞も見れるかもしれないという淡い期待もしたいと思います。
どのような公演になるか、当日を楽しみにしております。
ぜひ、お運びください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?