闘病中の母①

先日朝から父の電話で急な母の介護。
本人から「誕生日なのにごめんね」と言われ涙が出てくる。
結局仕事、PTA全て休み。
最初は(やることが沢山あるのに)と思っていた自分を後から後悔する。
母とはあとどれくらい一緒にいれるか分からない。
一緒にいられる時間を大事にしなくてはいけない。
彼女は私を必要としている。

しかし父も私も疲れが出てしまうことは事実。
鹿児島に移住し、親の介護も視野に入れていたが
実際になると、大変さを実感する

手をぎゅっと握りしめられて、帰るのが後ろめたかったが
自分の家庭もみなくてはいけない。
うちへ泊まることも提案したが、
父も私が家族とゆっくり誕生日を迎えられるよう気遣っていたのかもしれない。

旦那に弱音や愚痴を吐いたら怒られた。
母は私のことをずっと面倒みてきただろう!
なぜ母を見ることを面倒に思うのか。
仕事や自分たちは後回しでいいから、
母と一緒にいてあげなさい、と

自分の家のことがあるし、仕事があるし、よく寝れないし
言い訳した自分を責める
旦那に言われる事ではなく、
自分が気付くべき事なのに。。

私が1番頼りにされているから
母が出来る限り心地よく過ごせる環境を私が作らないといけない。

「母がうちの方が居心地が良ければうちにいればいいよ」
「子供達の部屋を母の部屋にすればよい」
と、旦那から提案してくれた。
狭い家だけどどうにかなる。
私もリモートだから、近くにいれる。
理解がある家族がいる。
というか旦那の方が母を気遣っている。

旦那は両親を既に無くしている。
だから私に言う
「きみは大事な人をまだ失っていないから
その気持ちがわからないんだ」
「やらなかったことに後悔して、
母が死んでから自分に泣きつくんじゃないぞ」

母は
「長年過ごしたコロンビアと
父と出会ったエルサルバドルに行きたい」
といつも言っている。

今年妹が両親を連れて行く予定だから、
どうかまだ元気でいれますように。


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