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中国人妻が日本のスーパーで驚いた事

中国語でスーパーマーケットは「超市」と言いますが、実際私が中国のスーパーに行って戸惑った事は多く、妻も逆に日本に来てからスーパーを利用して色々な発見があったようなので、日本と中国のスーパー、ココが違う!についてお話しします。

生鮮食品がパックされている

衛生面は世界一とも言われる日本ですが、妻が一番びっくりしたのが、お肉や野菜、果物がトレイにパック詰めされて販売されている事でした。


逆に中国はどうかというと、基本お肉も野菜も果物もむき出しで量り売り。斤(500g)という単位で量って値段が計算されます。稀にパック詰めされてる商品もありますが、割高です。果物のように個別で売られているものであれば、买一送一(2つ買ったら一つは無料)みたいにして、お得感を出すやり方もよく見ます。

こんな感じで香辛料も量り売り
果物や肉もむき出し量り売りが主流

日本人的には衛生面でどうなのか?と思ってしまいますが、中国人的にはパック詰めされる際に使われる保存料や鮮度の方が気になってしまうようです。

妻ではないですが、以前中国人の女性が量り売りされてる生肉を素手でベタベタ触って鮮度や厚みを確かめたりしてびっくりした事があります。妻曰くあんまりお行儀はよくないけど、まあよく見る光景とのこと

ちなみに、肉がパック詰めされてるにも関わらずレジでさらにお肉のパックを入れる用のビニール袋を渡されるのが意味不明と言ってました。(レジ袋は有料なのに)

死んだ魚しかいない

中国のスーパーでは鮮魚類も生きたまま生簀で販売されている光景をよく見ます。魚やカニ、さらには食用ガエルまで生きたまま売ってます。
一方、日本では締めて血抜きしてパック詰めされてる魚が並んでいるので、これも珍しい光景だったようです。

生簀から注文した甲殻類を取り出してくれる店員さん
カエルさんたち…

冷凍食品がとにかく豊富!

最近では中国のスーパーの冷凍食品ラインナップも増えてきましたし、そもそも日本に輸入されている中国産冷凍食品も多いわけですが、まだまだ中国人が完全に冷凍食品を信頼しきっているわけではないようです。
妻も日本に来たばかりの頃は鮮度が低いというイメージから冷凍食品をほとんど買わなかったそうです。(今は普通に買ってますが)同様の理由で加工食品にも若干抵抗があるので、なるべく新鮮な食材を家庭で料理したいという気持ちは今も変わらないようです。

防犯設備がユルユル!

中国のスーパーでは防犯の観点から入り口で大きな荷物は預けるように指示されたり、売り場に入る前にゲートがあって警報器が設置されていたりします。すっと入ってすっと出れる日本のスーパー…逆にそれだけ平和という事かもしれませんが…

一方で以前中国の大学の先生と一緒にスーパーに買い物行った際に、商品として売られているブドウを勝手に何粒か試食しちゃって「ダメでしょ!」と注意したら「いやいや普通っしょ!」と何食わぬ顔でつまみ食いを続けてました。そういうとこはゆるいというか😅

お弁当が売ってる!

冷めたご飯を食べる習慣があまりない中国には、そもそもお弁当という文化が定着してません。そこに来て、日本のスーパーは惣菜の豊富さもさることながら、蓋を開けて食べるだけのお弁当が売ってる!これは、たぶん中国ではほぼないんじゃないかな?(日系のスーパーならわかりませんが、私たち夫婦が見た限りでは皆無)

日本でも上野アメ横センタービルの地下に行くと小規模ですが中国式のスーパーがありますので、皆さんも機会があればぜひ行って日本のスーパーとの違いを比較してみてください。

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