見出し画像

日中カップルはマッチングアプリで結ばれました

中国人の妻と私の馴れ初めについてあまり触れてこなかったので、お話したいと思います。

そう、何を隠そう私たちが知り合ったのはとある日本のマッチングアプリ。
年収や職種、好きな食べ物といった顔写真付きのプロフィールを書きこんで、気になった相手に「いいね」を送り、相手が受け入れたらマッチング成立。そこからチャットで連絡して実際に会ってみるという流れです。

まだまだ日本ではマッチングアプリって怪しくない?みたいなイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、中国ではどうでしょうか?妻に聞いたところ、今中国でもマッチングアプリ全盛時代で若い人は結構使ってるとのこと。「抵抗はなかった?」と聞いたら「全然ない」と。
マッチングアプリが登場する前からネット上でチャットして恋に落ちるという「网恋」という言葉も中国て流行っていましたが、妻曰くまわりの中国人はネットで知り合う人はリスクが高いみたいな先入観がほとんどないそうで「詐欺師ぐらい判別できる!」と自信を持っています。むしろ、合コンや婚活パーティーみたいな形式の方がよっぽど恐怖心が強いようです。
(ちなみにQQやWeChatなどのチャットアプリが一気に普及した影響か、割と中高年の方でも中国人はチャットを上手に使いこなしている印象があります)

チャットのやりとりは日本語と中国語半々みたいな感じでした。たぶんここでお互いの語学力がある程度わかったのも良かったかもしれません。

さて、初めてのデートは職場帰りでお互いアクセスのよかった五反田の居酒屋での夕食。この時の会話で、私は妻が純粋で嘘をつかない(つけないタイプ)の人だなぁと感じて、妻の私への印象はというと(この人はたぶんうちの家族とうまくやれそう)と感じていたそうです。2回目のデートは神奈川県の三崎海岸の方で海辺を散策しつつ美味しいお刺身定食を食べて、夜は横浜の大桟橋に行って私から告白したと記憶しています。

その後、結婚を前提としたお付き合いをする中で、妻の両親にもご挨拶に伺ったのですが、いきなりパパが腕をぶん回してきて超ガチ中華を家でふるまってくれました。ここでお酒を飲みながら話すと一気にパパと打ち解けた感じになり、ママはこの時ずっと地元の方言でしゃべっていたので、私が怪しい人物でないか厳しくチェックしていたのかもしれません笑

そんなこんなで、2022年の7月7日の七夕の日に私たちは結婚したのでした。

余談ですが、もともと中国ではお見合いが至極一般的で、お見合いバラエティ番組が近年大人気。中には両親が立ち会ったり、両親がモニタリングして女性に質問したりみたいなバチェロレッテの親がっつり介入版みたいな番組もあります。

最近では、こんなニュースも話題になりましたが・・公園で自分の子供のプロフィールを掲げてお見合い相手を探す親たち・・

妻いわく、一部そういう現象はあるかもだけど、地元の江蘇省では見たことがないそうです。でも、親が結婚にガンガン介入してくるのは特に違和感がないとのことでした。

さて、こちらもWeChatが繋いでくれた縁で家族になってくれた本日の豆豆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?