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自分の足で立つということ

手術して2週間。

やっと自分の足だけで立つことができました。

生まれてから、自分の足だけで立ち、歩くようになるまでのことを覚えている人なんて、ほとんどいないと思います。
子どもがつかまり立ちをし、1人で立ち、歩くようになる姿をみてきたとしても、それをわがことのように見ていた人もいないんじゃないかな。

何かしらの原因のある方を除く多くの人が、当たり前のように立ち上がり、歩き出す。
そしてそのことに誰も気に留めない。

足の手術をしてから1週間、ニーブレースという装具で完全固定、荷重を一切かけない非荷重状態で過ごし

1週間後に装具を外して抜糸。その後、膝を90度まで曲げていき、荷重を3割に。

そして今日、術後2週間で荷重5割になり、両足で立つことを許されました。
(歩く時は片足になるのでまだ松葉杖が必要)

久しぶりに自分の二本足で立って、つくづく思いました。

これって、すごいことなんだな

って。
当たり前に思っていたけど、両足で立つということに、とてもたくさんの学びがあることに気づきました。

自分の足で立つ、という言葉は、身体だけでなく精神的な自立・自律も表します。
自分1人の力でバランスで立てるようになるのは、多くの人の力や見守りがあってこそなんだと、
幼い日も、こんなふうに怪我をした時も、同じなんだと、改めて思います。

左右の足のどちらかにバランスが偏っていたらどこかに負担がかかり、それを庇って別の場所にも負担がかかる。
そして身体全体で危ういバランスを取ろうとして、結果的に倒れてしまう。

これは身体だけのことではなく、思考でも同じ。していることも同じ。言葉も、人間関係も同じ。

土台からバランスが崩れていたら、必ずどこかにひずみが起こる。
そして何かに、どこかに、誰かに、負担がかかり、崩れてしまう。

「自分の足で立つ」ということは、自分のバランスを意識して、歪みやズレがないかを土台から見つめることが大切なんだなと思います。


毎日、リハビリで今まで全く考えもしなかったことを体験しています。

歩くときに着地する足の角度、爪先や、蹴り出す時のかかとの動き、そして体重の比率。
目を閉じて、足の動きを心の目で観ることもしました。

足の動きをスムーズにするために、足以外の場所の筋トレもいろいろしています。


今ここにいる理由はたくさんある。
見つけるたびに感謝にあふれ、貴重な一日一日を大切に過ごしています。


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ヨガ経験のある方もない方も、ぜひ一度経験してみて欲しいと心から思いました。
ただ気持ちいい、それが出発点であり到達点のような気がします。


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田靡みきって?


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