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ミュージカル『モダン・ミリー』廣瀬友祐さんの魅力がMAX!

友人から誘われて初モダン・ミリー

★スタッフ
脚本:リチャード・モリス / ディック・スキャンラン
新音楽:ジニーン・テソーリ
新歌詞:ディック・スキャンラン
原作・ユニバーサル・ピクチャーズ同名映画脚本:リチャード・モリス
演出・翻訳:小林香

★キャスト
ミリー・ディルモント: #朝夏まなと
ジミー・スミス: #田代万里生
トレヴァー・グレイドン: #廣瀬友祐
ミス・ドロシー・ブラウン: #夢咲ねね
チン・ホー: #大山真志
マジー・ヴァン・ホスミア: #土居裕子
ミセス・ミアーズ: #一路真輝
ミス・フラナリー: #入絵加奈子
バン・フー: #安倍康律

★公演スケジュール
2024年7月10日(水)〜2024年7月28日(日)
東京都  #シアタークリエ
2024年8月3日(土)〜2024年8月4日(日)
大阪 新歌舞伎座
2024年8月11日(日・祝)
愛知県 Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2024年8月16日(金)〜2024年8月18日(日)
福岡県 博多座
2024年8月24日(土)〜2024年8月25日(日)
東京都 昭和女子大学 人見記念講堂



とにかくキャストが豪華!

2022年の再演ですが、本当に豪華キャストで目が足りません。
主演の朝夏さん、親友役の夢咲ねねさんはもちろんのこと
一路さん&土居さんという大女優さんのお二人に加えて、万里生さんに廣瀬さん。凄いですよね、このキャスト陣。
ただ作品の内容的にはあまりにも現代にはそぐわない内容で、(1920年代にカンザスの田舎から出て来た女の子(朝夏さん)が大金持ちと結婚することだけを夢見てNYで働きだすが結果的には男をお金で選ぶのでは無くやっぱり愛で選ぶということに気づきそしたらその男(万里生さん)が実は大金持ちだったというオチ)というか、こういう内容の作品を観て「やっぱりお金じゃ無くて愛なのね、そして愛を優先すればお金はついてくるのね」って思えるかというと私は全く思えない苦笑
世の中そんなに甘くありません。

注目は廣瀬友祐さんの歌唱力とお芝居

廣瀬さんは私はミュージカル『エリザベート』のシュテファン役、同じくミュージカル『1789』のフェルゼン役、ミュージカル『ロミオとジュリエット』のティボルト役、ミュージカル『るろうに剣心』の斉藤一役と小池修一郎作品の常連でしたが、2020年以降はさまざまな舞台に参加されるようになって、特に2022年のミュージカル『スリル・ミー』の”彼”役ははまり役でした。
第30回読売演劇大賞優秀男優賞も受賞している実力派。(2022年の『モダン・ミリー』で受賞)
ルックスも華と影があって、歌も上手でお芝居も素晴らしい。今までなぜ大きな舞台で主演が無かったのだろう?と不思議に思います。
ミュージカル『スリル・ミー』ではゾッとするような「彼」を芝居力で魅せ、一方でミュージカル『モダン・ミリー』ではカッコイイけれどとことん面白い。陰と陽の両極端の役もその振り切った芝居力で観客を惹きつける俳優さんです。

ミュージカル『スリル・ミー』

これからの廣瀬さんに演じて頂きたい役は・・・

ずばり”二面性のある役”です。
上述しましたが、悲劇も喜劇も自由自在に演じることが出来る廣瀬さん。
これはもうミュージカル『フランケンシュタイン』のアンリと怪物は
絶対に廣瀬さんに演じて欲しい役。
2025年のフランケン再演ではアサインされていなかったのがとても残念。
またもし今後舞台化されるのであれば「ドリアン・グレイの肖像」のドリアン・グレイも見てみたい。

廣瀬友祐さん、今後もますます注目です!





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