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考え方のベクトルを変えてみる

コロナ禍、アパレルの販売スタッフは現状少ない人数でしばらく回さなくてはいけなくなっています。

店長やスタッフはとにかく数にこだわりますが「質は数をも凌駕します。」

少ない人数でも頑張る事で生産性はあげる事ができますし、逆に負荷をかけないと生産性を上げる事は出来ません

それどころか慣れもあるので退化していきます。


例えばがんばるタイム。

どこかの化粧品会社の取り組みですが、その時は一切周りを遮断して自分の仕事に没頭するそうです。

リーダーが作業を決めたら、その作業の基準タイムや最高タイムに対して、作業者の目標タイムを記入。

作業後実際のタイムを記入します。 

作業はシール貼りや洋服のビニール掛け、ラミネートなど単純作業です。

目的は早く作業をする事ではなく、生産性を上げるための負荷をかける事、です。

キャパや生産性は意識して負荷を与え続けない限り広がりません

2人で「あうんの呼吸」で動けるようにまず予想される困難な状況を思い描き、それに対して具体的な行動計画を練る、そこまでだけでは絵に描いた餅です。

実際の行動に移すのですが、いざとなると目の前に集中してしまい、見えなくなる事が実は一番の問題です。

それを防ぐ施策も必要です。

取る施策は、まずルールの策定。

フィールド外にいる監督でもプレー中に注意喚起できるような共通の暗号が必要です。


人が少ないから今を乗り切らなくてはならないピンチではなく、

人が少ないから生産性と連携を上げる貴重なチャンスだ

と思うことです。

こんな機会は少ないです。

スタッフが潤沢な時に、シフト人数を減らして生産性を高めたいと言ったら、スタッフ皆さん怒ってしまいます。

考え方のベクトルを変えてみることです。

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