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埋没費用(サンクコスト)と向き合う

捨てた方が良いと頭ではわかっているのに、なかなか捨てられない。「いつか使うかも…」「高かったし…」という気持ちが邪魔してしまう。

その心理をコンコルド効果といいます。そしてもう二度と戻ってこない費用のことを埋没費用(サンクコスト)と呼びます。

人間は損を嫌う生き物なので、こう思ってしまうのは至極当然のことです。

しかし、冷静な頭で考えてみると本当に「損」なのは、使うはずもないモノを溜め込んでスペースを取ることであったり、売れば少しでもお金になるモノを躊躇して売れないことではないでしょうか。

僕は欠陥品の人間の本能に対抗できるのは「知識」だけだと考えています。

サンクコストに振り回されている自分の姿を俯瞰で眺めてみるのです。

すると冷静に考えることができます。損失ではなく、これから得られる利益に目を向けることが出来るはずです。

しかし、ミニマリストといえど僕も人間なので「勿体ない病」が発症してしまうこともままあります。

その度に知識が味方をしてくれます。

本を読むのが大事だと言われているのはそのためかもしれませんね。

良い人生を送るために、愛すべき欠陥品である我々の脳と上手く付き合っていきたいものです。

…僕も頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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