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『バットガール』中止の理由を人種差別/白人至上主義だと決めつける愚かさ

DCの新作映画『バットガール』の公開中止を論じた記事が注目を集めています。記事は少なくない映画ファンに支持されているようですが、内容には偏りがあり、これをそのまま鵜呑みにすると大きな誤解になる可能性があります。

はっきり言ってあの記事はガセネタレベルです。あの記事を読んで勘違いした人達がワーナーに失望したり攻撃したりするのを見るのは心地良いものではないので、このnoteでは当該記事の問題点を整理します。

なお、このnoteの目的は当該記事の構造的欠陥を指摘することであって、著者本人の人格攻撃の意図はありませんので、そこはご留意ください。

▼記事の内容と問題点:

問題としている記事はVGプラスというニュースサイトに、鯨ヶ岬勇士氏が寄稿したもので、【映画『バットガール』の中止の原因は、ワーナー(Warner Bros. Discoveryワーナー・ブラザース・ディスカバリー以降はWBDと記載)の現CEOデヴィッド・ザスラフ氏が人種差別/白人至上主義であるため、ラテン系俳優が主演の映画を中止したものと考えられる】という論旨になっています。

記事を掲載したサイト経営者の齋藤隼飛氏はTwitterで以下のように表明しています。

急な依頼にもかかわらず、鯨ヶ岬さんが素晴らしく詳しくまとめてくださいました🙇🏻‍♂️
一方の意見だけを紹介するのではなく、対立する論を記した上で丁寧に答えています。

齋藤隼飛氏(サイト運営者)のTwitterより引用。

この発言は、記事が公平であるというアピールに見えます。

しかし私は当該記事を拝読しましたが、実際は違います。

1) 人種差別疑惑に慎重な意見を「陰謀論と語る」と一括りにしている。

2) 保守系メディアの記事はレッテルを根拠に否定している。

3) 自説の不利になる事実には言及していない。

といった特徴が見られ、およそフェアに論じているとは言えないものであると判断しました。相応に対立する論を出しているように見せかけて、実際は「一方の意見だけを紹介して、それを事実だと思い込ませる」ことを目的とした文章以外の何物でもありません

私の指摘が言いがかりでないことを証明するために、各指摘について以下で詳しく論理的に説明します。どちらが正しいことを言ってるのか、ご自身で判断してくださると幸いです。

●1点目(慎重派を乱暴に一括り)

当該記事では、著者の《ザスラフ氏のパーソナリティは白人至上主義である》とする説に対して、慎重な態度を取る人達を一括りに「この争点を一種の陰謀論と語る方も多くいる」とだけ言及してまとめています。

うん、だからそこで終わるんじゃなくてさ。

なぜ「陰謀論だと言われるのか」を説明しなさいよ。(苦笑)

しかも問題の根っこはもっと深くてさ。

陰謀論とか、そんな低レベルな話ではないのですよ。(苦笑)

そもそも人種差別疑惑は慎重になるべきというトピックなんです。これは人種差別を軽視するのではなく、むしろ逆で、事実であれば道徳的に極めて問題であるからこそ、あやふやな「~と思う」「仮に事実なら~」ベースで特定人物や企業への決めつけを表明するのは問題発言になります。

記事に書かれていた根拠は「取締役と従業員の有色人種の割合が下がったこと」「ラテン系女優が主演の映画がキャンセルされたこと」の2点だけです。これだけで判断することが、どれだけ危険か著者は分かっているのでしょうか。

ザスラフ氏が新たに任命した取締役に白人男性が多かったのは事実です。では、その選ばれた人達がどのような経歴なのか著者は確認したのでしょうか?選ばれた人達が「才能がないのに人種と性別だけで選ばれた根拠」を示せないと、ただの言いがかりになりますよね。これを指摘することが陰謀論危惧に値するのでしょうか?

良くも悪くも人間は連想ゲームが得意な生き物なので、異なる事象を結び付けてストーリーを創作できてしまいます。人類の歴史としては、それこそが人間が(動物と違って)文明を作ることができた要因でもあるから連想ゲーム自体は悪いことではありませんが、使い方は慎重にならないと事実から離れてしまうことがあります。

なお、同記事には「白人男性の主演俳優であるエズラ・ミラー氏」という記載がありますが、そもそもエズラ・ミラーはユダヤ人なので白人ではありません。むしろ白人至上主義の人達から差別されている存在です。まさか著者は1940年代ドイツで起きていたユダヤ人迫害を知らないとは思えません。しかし海外セレブの顔を見て人種さえも正しく判断できなかった人が、白人至上主義について論じている記事になっている、ということは指摘させていただきます。(まったく何も知らない黄色人種が的外れなこと書いてるとバカにされるレベルですよ)

●2点目(保守メディアをレッテル斬り)

著者は「映画『バットガール』の完成度は低かった」という記事を書いたのが、保守系メディアであるNew York Postだったことだけを理由に、信じるに値しないと切り捨てています。それってどうなのでしょうか。

私はバットガールの出来のことは知りません。その作品のテスト上映を観ていませんから。スチール写真などの断片的な情報は出てきていますが、映像作品として観ると印象が変わることはあるので、今は何も言えません。良かったとも悪かったとも言えません。

しかし、この著者の論拠は何だったでしょうか?保守系メディアだから嘘をついているに違いない、という解釈で良いでしょうか?

テスト上映の結果が上々というニュースを出すとか、中止の報道があってから都合よく不評が出てくるなんて不自然だとか、いくらでも正攻法で反論する道はあると思うのですが。

著者に言わせると「NYポストは親トランプで有名なアメリカの保守派タブロイド紙であり、はっきりと言えばザスラフCEOと同じ白人男性優位主義に近い思想を持つタブロイド紙」なのだそうです。苦笑を禁じ得ません。…あれ?いつの間にかザスラフ氏が白人男性優位主義者であることを前提にお話しされているようにも受け取れる文章ですけど、大丈夫でしょうか?

そもそもトランプ氏のパブリックイメージは日本では非常に悪名が高いですが、それはマスコミの報道に偏りがある(聞こえの悪い点ばかり報道する)からで、アメリカでは約半数の国民が支持していている事実と理由を著者は把握されているのでしょうか。トランプ氏は問題ゼロじゃないけどアメリカが良くなるためには許容できるレベルだと思ってる国民が半数いるんですよ。大統領選挙が大接戦だったでしょ?アメリカの人口は3億人なので半分でも1億5千万人ですよ。よく意味も分からず日本のメディアが貼ったレッテルだけで論じていませんかね?

過激な発言が取り沙汰されやすい共和党のトランプ氏ですが、実績として彼はあのロシ●のプーチン大統領と関係が良好だった人物ですよ。敵対国の首領と盃を交わすってどれだけの偉業なのか理解できていますか?それが民主党のバイデン氏に変わった途端にウクラ●ナ問題が武力による全面戦争に突入しました。大勢の命が失われて、世界の物流が混乱し、多くの人々の生活が不幸になりました。本当に世界の平和を維持していたのはどちらでしょうか?

ちなみに、WBDの白人率アップを問題視して、ザスラフ氏の強面な写真と共に人種差別疑惑を匂わせる記事を、著者は記事の中でかなり字数を割いて引用/翻訳して紹介しているのですが、この記事を書いたBloombergは左寄りだとされているメディアですからね。NYポストを右寄りだと紹介して断罪するなら、Bloombergが左寄りであることにも触れるべきではないでしょうか?

著者の思想が右寄りでも左寄りでも自由だと私は思いますが、記事にするときに自分の立場を隠してどちらかに読者をミスリードする手口は卑怯だよね、という話です。正体を明かさないで勧誘を始める新興宗教と同レベルですよ。

●3点目(不利なことは報道しない自由w)

著者は自分に都合の悪いことをスルーしています。よくマスゴミがやる「報道しない自由」というヤツですね。

細かい点を挙げればキリがないでしょうが、分かりやすい大きな所では、映画『バットガール』の他にもキャンセルされた映画やドラマは複数ある(白人系がメインキャストのものを含む)ことや、そもそもWBDは今年の4月にWBがDiscoveryに吸収合併されて設立された新会社であり旧WBの経営方針が一新されるタイミングであったこと、といった背景に言及しないのは、見逃せない過失だと思います。

DiscoveryはAT&Tから経営不信だったTimeWarner(WB)を買い取って、つまりこれまでの「無能な経営者(事業に失敗したのだから無能と呼ばれる責任はある)」を全員クビにして、捨てるべきものは捨て、残すべきものは残し、新たな経営戦略と売上成績で株主と顧客の期待に応える必要があるのです。会社の経営を立て直すときに、財政的に一番大きな問題点から対処するのは基本中の基本です。その一つが「配信専用作品なのに金をかけ過ぎた」バットガールだっただけかもしれません。

記事タイトルで「トラブルの経緯を説明します」と謳っておきながら、WBDのこれまでの経緯に無頓着だった人達(MARVELしか知らない人達;そもそもヒーロー映画に興味がない人達など)には知る由もない事情をごっそりカットして、取締役と主演女優の人種にだけフォーカスして煽るのは、相応に「意図的で悪質である」と捉えられても仕方無いレベルなのです。

▼人種差別ではないと私が考える根拠:

さて。ここでフェアに議論するために、著者が記事で論じなかったことに言及しておきましょう。

普通に【常識】で考えてほしいのですが、、、

白人男性優位主義のエゴだけで、9,000万ドル(1ドル134円換算で約120億円)という大金を投じた映画をボツにできると思いますか?

そんな判断を、Discoveryディスカバリーのような世界的優良企業のCEOまで昇り詰めた人間がすると思いますか?

そんな独断CEOを他の役員が許すと思いますか?

WBDの取締役員13名には、アジア系もアフリカ系も含まれますが、彼らはなぜ告発しないのですか?

人種差別だ!と声を荒げていた人達の回答が聞きたいです。(笑)

人間は他人の気持ちを考えるときに自分の思考回路になりがちです。厳しいことをはっきり書きますが、世の中の99%以上の人は大企業を経営した経験も胆力もないでしょう。つまり、てめえの思考レベルに落とし込んで分かったつもりになってるんじゃねえよ。もっと想像力を使え。という状態になりやすいのです。

アメリカやイギリスがいわゆる白人社会になっているのは一定以上の事実です。でもそれは、何百年もの歴史の中で、もともと貴族と平民と奴隷で貧富の差があり、優れた教育を受けられなかった有色人種の人達が多かったことの結果でもあります。裕福な家庭に生まれて、恵まれた人脈の中で、高度な教育や文化に触れる機会が多ければ、人は優秀で健康に育ち、名家同士で婚姻が結ばれ、その子供もまた親と同じ道を辿る、というシビアな現実があるだけです。

多様性の尊重というのは、そうしたハンデを背負いながらも頭角を表した一部の【優秀】な有色人種の方々や、同じく【結果】を出してきた女性を積極的に活用しましょう、見逃さないようにしましょう、というのが基本です。もしくは従来の白人社会で使われてきた指標と異なる【新しい評価軸】を見出して多様な活躍の場を作りましょう、という考え方です。

決して、能力の差分に関係なく人口比率に従って雇用や取締役員を構成しましょう、という話だけではありません。

さもなくば、極論すると、後先考えずにとりあえず子供だけは産みまくった人種が優遇される社会になってしまいますよ。

同じ人種でも、運動ができないヤツや勉強ができないヤツは、学校でいじめられたり会社で出世できなかったりするでしょう。アメリカのような多民族国家では、それを全部人種のせいにして甘い汁を吸おうとする残念な人達がいることもまた事実なのです。その最たる例がBLM運動です。あれはアメリカの左翼団体がトランプ氏の人気を下げるために黒人系コミュニティを焚き付けて起こした暴動でした。(逆に言えば、日本でも社会的弱者をターゲットにした「貧困ビジネス」は一部で流行してるんですけどね;名前は出しませんけど)

こういう複雑な社会の中で、難しい判断を重ねながら、最適のバランスを目指して、今の取締役をザスラフ氏は選び、WBDの経営再建のために尽力している。そう考えるのが極めて【常識】的であると私は思います。

ザスラフ氏だって自分の人生を賭けて、2022年のポリコレ社会の中で超巨大企業を成功させるべく仕事をしているはずです。

逆に、何を根拠に、白人優位主義のエゴのために会社を危険に晒すような愚かなパーソナリティだと判断できるのですか?

会社の役員に白人系が増えたくらいで「差別主義者だ!」と非難するのは、中世ヨーロッパの魔女裁判と大差ないですよ。

補足)念のために付け加えておきますが、私は「現段階で差別主義者だと認定するのは早急である」と言っているだけで、「未来永劫、絶対にザスラフ氏は差別主義者ではない」と言っているのではありませんからね。今後の展開次第で考えを変える可能性はゼロではありません。ただ、今はまだ証拠が足りなすぎて、名誉毀損や威力業務妨害に当たると感じます。という論旨です。

細かいことはもっと指摘できるのかもしれませんが、一番大きくて重要なのは、そんなところですかね。

既に海外メディアで報道されている通りで、a.配信専用映画は十分な利益回収が見込めないこと、b.最近では映画館の観客動員数が増加傾向にありWBDは会社として劇場公開優先に変更すること、c.合併直後の今ならプロジェクトを中止すれば「企業合併による計画変更」という名目で約20億円の節税ができること、この3点が中止理由のほぼ全てなのだろうと私は考察しています。

要するに、WBD社はほぼ「お金の問題」だけを理由に作品をキャンセルしたので「ひどい話だ」と激昂したファンの心情は察します。しかしだからと言って人種差別と結びつけることには反対です。

▼本当に悪いのは誰か?

さて、以上にように記事に見られる問題点を論じてきましたが、本当に悪いやつ(黒幕)は誰なのでしょうか。

私は著者【だけ】が悪いとは思いません。これは余談ですが、この著者はメディアに公表する形で記事を書くのは初めてだったらしく、要するに「素人が書いた感想文」がそのままメディアに載ってしまったものであり、そりゃあ内容と品質が伴わない悪文にもなるわな、と私は理解しています。

オタクが自分の趣味をTwitterに吐露するのと、ちゃんとしたメディアに記事を寄稿するのとでは重みが違ってくるんですよ。とはいえこの著者が投稿してしまった事実は揺るがないので、記事の訂正でも反論でも最後まで責任を持って取り組んで欲しいところではあります。子供じゃないんだから。実態は知りませんが、それで報酬を受け取っているなら、なおさら逃げるべきではないでしょう。(私は騒動以前からTwitter相互フォローだったのでマジで今後のアクションに期待しています)

しかし私がそれ以上に問題視している、つまり黒幕だと認識しているのは、この原稿を受け取ってそのまま掲載したメディアの中の人達です。こんなのはプロの仕事じゃありません。非常に残念です。だからこそ私は最初にサイト運営者である齋藤隼飛氏にTwitterで意見しました。齋藤氏からの反応は現時点でありませんが。

次に問題なのは、この文章を読んで褒めちぎってTwitterで宣伝したインフルエンサーの人達です。自分の支持したい説に都合が良い論考だと思ったら、何千人何万人の目に触れるという責任を考えてるのかどうか知りませんが、とにかく「みんな読んで!」と呼び掛けていたわけです。恥ずかしい行為だと思います。所謂、デマッターというやつですな。

いつもは有益な情報を共有しているアカウントもあるとは思いますが、少なくとも本件については判断ミスがあったと言えるでしょう。

特にフォロワー数が多い所で、こんな感じです。

https://twitter.com/HinatakaJeF/status/1556060548978327552

ヒナタカ氏は「よくわかる」と書かれていますが、私がここまで説明してきた通りで、この記事からは一方的な事情しか見えてきません。

https://twitter.com/vinyl_tackey/status/1556047416797073409

ビニールタッキー氏にも同様のことが言えます。さらに氏の場合は、コメントで情報を追記していて「WBDがキャンセルした他ドラマでも女性主役が目立つ」と主張しています。しかし、そもそもマイノリティやジェンダーを意識したドラマが最近は多いから、キャンセル数も増えるのは当然の結果なのではないか、と私には思えます。要するに原因と結果が逆になってないでしょうか?

人種問題に無頓着な日本人(個人の能力ではなく日本はずっと島国だったから文化的土壌が生成されていない)が、全然十分とは言えない情報だけ見て「ここまでの経緯がよくわかる」などと、分かったふりして人種差別を論じることほど恥ずかしいことは無い、と私は感じますが。

▼騙される側にも責任があるか?

そして次に問題になるのが、こういう記事やインフルエンサーを見て、簡単に信じて盛り上がってしまうような人達です。

これはすごく悩ましいポイントです。だって、騙されたくて騙されたのではないんですから。むしろ被害者ですから。

ただね、SNSでは被害者が加害者になるのもまた事実なのです。

2011年に我々日本人は放射能デマが吹き荒れる世間を経験しました。

2020年には世界中のアジア人が病原菌みたいに扱われる事態が起きました。

誰だって誤解や間違いは犯すものです。

しかし人種差別のように繊細な問題では、少し慎重になって意見したり、広める前に確認したりするのを心掛けるべきでしょう。日本国民は2000年近くほぼ一つの民族で生活してきたので、人種差別の理解は難しいというハンデがあります。学校の先生や親や友達や同僚が正しく理解しているとは限りません。今回行きすぎた発言をしたと感じた人達には、もっと勉強することをお勧めします。

無知イグノアランスであることと無垢イノセンスであることは別物です。

(Dawn of Justice, 2016)

今回のバットガールの件に関して騒いでいたのは、ヒーロー映画に興味はあるけど基本的に普段見てるのはMARVELくらいで、DCのことはあんまり知らんし、バットガールが配信専用で映画化されるのも別に興味なかったけど、人種差別してるなら許せない!もうDCなんか見ない!(まあ元々あんまり見てなかったけど😜)という人達が多数派であるように私には見えました。

「素直」と言えば聞こえが良いですが、はっきり言えば「アホ」です。

そんなファッション感覚で誰かを責めて良いものではないんですよ、人種差別問題は。

補足)あとは少数ですが声を上げるタイプとして、自身が楽しみにしていた作品がキャンセルされて悔しいばかりに、人種差別の記事に飛びついてしまったと思われるDCコミックファンも居られました。

= = =

ネット社会になって誰でも自論を発信しやすくなりました。世界70億人総言論人時代の到来です。これはとても良いことでしょう。誰でも思い立った瞬間に映画評論家になれるようになったのですから。誰かの論考を読むのも手軽にできる時代になりました。

しかし誰でも発信できるようになったからこそ、大人数にアピールしやすい比較的大きなWebサイトなどのメディアは「掲載するに値するか」をよく吟味するべきです。今回のVG+(バゴプラ)の場合はそれが足りなかったと思われます。

大いなる力には大いなる責任が伴うのです。(*サイト経営者の齋藤氏が TwitterのアイコンでMARVELのTシャツを着ていたので、敢えてスパイダーマンから引用させていただきました)

(Spider-Man, 2002)

またSNSで簡単に集まって数の暴力を発揮しやすくなった一般市民もまた、人種差別のようなセンシティブな問題では、それなりに気をつけるべきでしょう。皆が少し気をつけるだけで、全体は大きく変わってくると思います。

了。

あとがき)あの記事を読んで素直に信じてしまった人達に気づきを提供したり自省するきっかけになれば嬉しいので、高評価だけでなくリツイートやシェアも歓迎いたします。私一人では無視されて終わるのが関の山なので。ご協力いただければ幸いです。ご精読ありがとうございました。

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