恋する旅人・南米バス一人旅・コロンビアに到着

早朝にボゴタの空港に到着した第一印象。
アレ、寒いし頭が痛いのかな。顔もむくんでる気がする。ザックからダウンを取り出して羽織る。
飛行機から空港に降りたった印象、パスポートにハンコを押してもらうところとか、匂いとか覚えてないけど、日本に来たら醤油の香りがしたとか、そういうの。

今日、調べて気づいたんだけど、ボゴタって標高2,700mくらいあるのね。富士山の7号目くらいなんだね。

メキシコシティが2,240mで、電車の駅の階段登ったときに、かなり息切れしたのを覚えてるから、それよりインパクトあった。

空港だから、周りの人は皆忙しく働いているか、先を急ぐ旅路の人か。これからバスで南米大陸を縦断するもの好きは自分だけじやないかって、急にめんどくさくなってきた。

そして、ここでヘタレな私、何と空港の航空会社のカウンターで、いきなりペルーのリマ行きの片道切符の購入を試みるという何とも情けない行動に出るのです。

しかし、自分のスペイン語が下手で伝わらなかったのか、カウンターの男性職員は片道では購入できないの一点張り。確かにここでいきなりショートカットしてたら、南米バス縦断の旅って、同僚知人に言ってきたし、カッコわる過ぎる。
実際、これまで自分が経験してきた一人旅は、基本的にお金を担保に、適度な不可に大きく勝る快適さを普通に楽しんできたものがほとんど。
危険な思い出と言えば、ベトナムのハノイでバイクタクシーにお金を騙し取られた後、深夜のハノイ市内で2人組のおばさんが乗るバイクに乗せてもらい、いろんなところを触りまくられたくらい。
少しは頑張ってみようと気を取り直す。
よし、まずは町の中心に行く。長距離バスのターミナルに向かう。とりあえず先に進むんだー。

空港のバス乗り場で、赤い大きなバスに乗った。都内を走ってる路線バスくらいのサイズ。もちろん優しそうな女性の隣りに座る。ここで、バスターミナルはどこで降りるか質問。途中で降りて乗り換えが必要らしい。


そうそう、カリブのドミニカでは、バスに乗ると必ず隣りに座るドミニカ女性に話しかけてたな。日本では変質者と思われるかもしれないけど、ドミニカでは、声かけが礼儀。無視してたら怒ってるのかって思われる。
「キミ、かわいいね。彼氏いるの?日本のこと知ってる?今晩ごはん食べながらゆっくり話さない?電話番号教えて」で、大抵友だちになれる。


コロンビアのボゴタでも、親切に教えてくれたけど、ドミニカとは違う。トロピカルな空気のチカラかな。赤道は近いけど、高い標高で涼しいボゴタの女性は奥ゆかしいのかもしれないな。

ボゴタの中心は素通りして、長距離バスのターミナルに直接向かった。機会があれば、また来よう、ボゴタ!



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