濱本ユウ

昭和51年生まれの辰年男子。普通のおじさんによる、大きな危険も冒険もない、お金で買える…

濱本ユウ

昭和51年生まれの辰年男子。普通のおじさんによる、大きな危険も冒険もない、お金で買える平凡な事実に基づく恋と一人旅の物語です。

最近の記事

恋する旅人・南米バス一人旅・ボゴタ〜カリ

空港からいきなり、サリトレ地区にあるバスターミナルにやって来た。ガイド本もなく、バスに乗り合わせたセニョリータに聞きまくる。こういう時、外国の方、特に女性の多くは、親切に教えてくれる。 とにかく、エクアドルを目指す。 ボゴタからカリへ約10時間。カリからエクアドル国境に近いイピアレスまで夜行バスで約10時間。こねカリとイピアレスの間が反政府ゲリラが潜伏していると何かの本で読んだ気がする。けど、まあ、大丈夫。日本人が連れて行かれたなんてニュース聞いたことなし。 どこの会社か

    • 恋する旅人・南米バス一人旅・コロンビアに到着

      早朝にボゴタの空港に到着した第一印象。 アレ、寒いし頭が痛いのかな。顔もむくんでる気がする。ザックからダウンを取り出して羽織る。 飛行機から空港に降りたった印象、パスポートにハンコを押してもらうところとか、匂いとか覚えてないけど、日本に来たら醤油の香りがしたとか、そういうの。 今日、調べて気づいたんだけど、ボゴタって標高2,700mくらいあるのね。富士山の7号目くらいなんだね。 メキシコシティが2,240mで、電車の駅の階段登ったときに、かなり息切れしたのを覚えてるから、

      • 恋する旅人・南米バス一人旅・いざ、南米へ

        出発は2月始め。翌年4月の転職に合わせて奇跡的にやってきたモラトリアムな2ヶ月弱を旅に充てる。 ルートは大まかにコロンビアの首都ボゴタから、陸路でエクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ、もう一回アルゼンチンを経てチリのサンチアゴを目指すバスの旅。 メルカトル図法の世界地図広げてみても結構な距離であることがわかる。大丈夫かなと少し不安になるが多分大丈夫。話せば分かりあえるはず。 ドミニカで覚えたスペイン語も役に立つ!と言い聞かせ、旅好きの友達に、トラベルコ

        • 恋する旅人・南米バス一人旅・憧れの南米一人旅

          今から12〜3年前の話し。 独身最後の思い出に、前から憧れていた南米一人旅に出かけたことがある。 思い出を辿りながら記して行きたいと思う。 妻が知るところになると、いささか都合が悪いが、まあ、noteなんか開きもしないかな。 小学生の娘は、恋とか青春とか、訳が分かってきたころに見つけてくれたらうれしいかな。まあ、やっぱり広いSNSの世界で出くわす確率なんて、一匹の蟻が鳥取砂丘でキムタクに踏み潰されるのと同じくらい低いよねー。 何故、南米一人旅か。 私は、国が派遣する海外

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