恋する旅人・南米バス一人旅・いざ、南米へ

出発は2月始め。翌年4月の転職に合わせて奇跡的にやってきたモラトリアムな2ヶ月弱を旅に充てる。

ルートは大まかにコロンビアの首都ボゴタから、陸路でエクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ、もう一回アルゼンチンを経てチリのサンチアゴを目指すバスの旅。

メルカトル図法の世界地図広げてみても結構な距離であることがわかる。大丈夫かなと少し不安になるが多分大丈夫。話せば分かりあえるはず。

ドミニカで覚えたスペイン語も役に立つ!と言い聞かせ、旅好きの友達に、トラベルコで飛行機チケットの相場を調べて、ネットでエアのHPから安く直接買えるよと聞きつけ、チケットをゲット。
確か、米国のロスからテキサスを経てコロンビアのボゴタ着みたいなルートであった。

仕事を辞めてから、成田出発するまでの出来事をまったく覚えてない、何でかな。

日程的には、一つの町でゆっくりしてる余裕はない気がした。1日5,000円計算で、ホテルは夜行バスにすると大まかに決めただけ。

で、パラグアイの彼女が過ごした町や国の雰囲気を感じてみたいな〜と少し考えていた。

中南米のスペイン語話す国々って、面白いんです。何が面白いって、それぞれ違う国なんだけど同じ言語。それで国によって発音が違い、使う単語が少しずつズレる。例えば、エクアドルの発音は聞き取りやすい。チリは、語尾に「〜ポ」って付けるとか。

で、成田からボゴタの話しに戻る。
乗り継ぎ時間の関係で、米国内はずっと空港内で過ごしたけど、やはり、疲れたことだけ覚えてる。冷えるし。ロスとシカゴの空港だった気がする。

職場の送別会とか思い出し、免税店でお土産買って帰ろうかな〜とか、これから始まる冒険に少しびびってる自分に気づいたり。

米国の空港の香りというか匂い、強い香水みたいなものが鼻についたなぁ、くらい。

でもって、深夜のボゴタ行きの待合ゾーンが薄暗い感じがして、不安になってくる。
3〜4時間くらい待ったかな。コロンビア、麻薬マフィア、、なんて漠然とびびりながら、出発時間をひたすら待ったけど、座席の隣の人とかまったく思いだせないな。

続く

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