恋する旅人・南米バス一人旅・ボゴタ〜カリ

空港からいきなり、サリトレ地区にあるバスターミナルにやって来た。ガイド本もなく、バスに乗り合わせたセニョリータに聞きまくる。こういう時、外国の方、特に女性の多くは、親切に教えてくれる。

とにかく、エクアドルを目指す。
ボゴタからカリへ約10時間。カリからエクアドル国境に近いイピアレスまで夜行バスで約10時間。こねカリとイピアレスの間が反政府ゲリラが潜伏していると何かの本で読んだ気がする。けど、まあ、大丈夫。日本人が連れて行かれたなんてニュース聞いたことなし。

どこの会社か忘れたが、ボゴタ〜カリ間のバスチケットをゲット。3,000円から5,000円くらい。窓際の席で、日本の高速バスとほとんど同じレベル。

そうそう、またまたドミニカの思い出。
ドミニカは小さな島国。大きな高速バスもあるけど、高くてエアコン効き過ぎて寒かったりするから、日本の50年くらい前のマイクロバス(現地人はグアグアと呼ぶ)が現役だったりする。これが安くて降りたいところで止めてもらえたり、ニワトリ抱えたおばさんが乗り込んできたり、サルサやメレンゲが大音量でかかり、カリブの青い空や海を現地の空気感を身近に感じられて好んで乗っていた。けど、運転マナーとタイヤつるつる、機材オンボロだったりで、身の危険は数百倍になることも、覚悟がいるかもしれない。
一度、乗ってたグアグアが、当時新しくできた高速道路を走ってて、脇道からいきなり入線してきた乗用車とぶつかりかけて、急ブレーキした流れで全車輪ロック状態で無重力〜、車体横転危機一髪って、スローモーションを体験したことがある。
途上国で長距離バスに乗るときは、運転手と車やタイヤの状態を確認して、シートベルトの有無もチェックした方がいいかもなと思ったとさ。

何か食べたかも。売店でサンドイッチか何かを買って持ち込んだかな。
ボゴタからカリに向かって南下を開始。道中は、赤道に近づくからか、標高は高いけど、バナナ、プラタノ(食用バナナ)のプランテーションがどこまでも続いていた。緑が溢れていたことを鮮明に覚えている。
あと、大きめのトラックの荷台にたくさんの現地の人たちが乗ってる姿に、東南アジアの田舎町を思い出して懐かしく思ったり。

シャキーラみたいな、ダイナマイトな金髪コロンビアーナは今のところ見かけていない。

コロンビアーナの思い出は次回に。

続く

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