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運動学をどう勉強する?

4月に就職し、はや4ヶ月が経とうとしていますね。

臨床に出て、多くの悩みを抱えながら働いているでしょうか?
以前にも書きましたが、その悩みは患者さんと真摯に向き合っている証拠です。
悩みつつも少しづつ成長していることでしょう。

さて、4ヶ月ほど立ってくると少しづつ自分の課題に気づいてくるでしょうか?
新人さんの悩みで多いのが
・解剖学がわからない
・運動学がわからない
・触診ができない
・動作分析ができない
などでしょう・・・・(これは私が新人の時に悩みです)

今回は、運動学に悩んでいる方にどう勉強していくのが効率のいいのか?をご紹介していきましょう。

1 運動学を学ぼうと思わない

自分に運動学の知識が足りない!と感じて、運動学の参考書を手に取り勉強しようとすると、
・知識と臨床が結びつかない
となりがちです。
そこで、最初に運動学の参考書を手に取ることをやめましょう。

2 実際に勉強する方法

何をするのか?
まずは、患者さんがどの動作がやりにくそうなのか?
をよく観察してみてください。
やりにくそうな動作を見つけたら、
その動作に必要な要素を本で調べていきましょう。


例えば、”立ち上がりの時に骨盤の前傾ができない”と評価したら、
立ち上がりの際の骨盤前傾に必要な要素を調べていくのです。

それが結果的に運動学を学ぶことになります。
さらに、自分が必要としている知識のため、臨床と繋がりやすくなります。

3 おすすめの書籍

私が動作に中で必要な要素を調べる際によく活用していた本をご紹介します。

① カパンディ 関節の生理学 全3巻
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=211730

②  筋骨格系のキネシオロジー 
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=265810

③ 動作分析 臨床活用講座―バイオメカニクスに基づく臨床推論
https://www.medicalview.co.jp/catalog/ISBN978-4-7583-1474-9.html

4 まとめ

いかがだったでしょうか?

勉強はしたけど、臨書につながらない・・・とならないためには、
現在、自分にとって臨床に必要な知識を学ぶことでよりその知識が活かされます。
運動学を勉強するためには、まずは患者さんの状態を確認し、
獲得したい動作に必要な要素を本で調べてみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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