未だに体に薄く張り付く鬱
かなりしつこい気分の波にとらわれて結構時間がたった。
時間がたったといっても物理的に多くの時間がたったわけではない。
気分がふさぎがちになっているときの時間の流れというのはなかなか過ぎ去ってくれない。
体感時間と物理的時間の流れの乖離が自分をいらだたせる。
焦燥にとらわれてはいけない。自罰的に考えてしまって焦りのるつぼにハマる。
もういつものやつと言えるほどに経験してきた気分の波だが、いつだって経験するときはそれなりにつらい
いや、かなりつらい。しんどい。
こうして気分が落ち込むとふいに父親のことを思う。
昭和生まれの父は穏やかであるが、昭和の価値観を体現してきた男だ。
男の中の男だと誇りに思う。
今思い返すと理不尽なほど遅くまで引き延ばされた就業時間を文句ひとつこぼさず戦い抜いていていた。
ある時なんでそこまで頑張れるのかと聞いたら、家族のためだからどこまでも頑張れると間髪入れず二つ返事で返答が帰ってきた。
自分の中で渦巻く思いがあったろうにと私は思う。
誰かのために生きてきた彼の立派さと、自分の存在の矮小さとのコントラストが胸に響く。
自分も立派な一人の男として、生きていきたかったなあ。
立派な人間として、父のような男として胸を張って生きていきたかったな。
少しは鬱が抜けることを期待して、資料でも探ってみる。
認知行動療法マニュアル治療者用
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/01.pdf
認知行動療法マニュアル患者用
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/04.pdf
認知行動療法入門
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1100060489.pdf
新世代の認知行動療法
http://hikumano.umin.ac.jp/hosei/CBT6.pdf
体験の回避は、嫌悪的な状況だけでなく、それに 対する自分の反応(嫌悪的な心理的事象)も回避 してしまう行動で、様々な精神病理の原因になる。
回避すればするほど、嫌悪度が強くなる。 つまり、体験の回避によって、認知が行動や感情に対 して持つ影響力が強くなる。 アクセプタンスは、ウィリングネスとも呼ばれ、「防 衛することなく」自分に生じていることを十分に体 験する(そのままにしておく)行動を意味している。
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