バターの本
みなさまご機嫌よう。もーやんです。
本日は読書感想文。なんとマニアックな『バターの本』(グラフィック社編集部)です。
中表紙は銀紙で『バターの本』と刻印されているのです。バターの包み紙みたい!遊び心ね( *´艸`)
『バターは嗜好品。だからこそ美味しいバターを』という著者が、日本全国の美味しいバターをまとめた本書。
大手のナショナルバターからご当地のクラフトバターまで網羅されていて、すべてに味のコメントがあります。
○バターのカタログとして
全商品に、『作り手のおすすめの食べ方』と『バターマスター長尾さんの感想』が掲載されています。
海藻バターという種類がある( ゚□゚)
バターを海苔に巻いて食べると美味しい
(#゚Д゚)
なんて、色々と新しい発見があります。
フルカラー写真集のように、全国津々浦々のバターを見て、想像して、実際にお取り寄せもできるようになってるの。
お値段が分かるので、通販カタログみたい。
バターを使うパン屋さんやお菓子屋さんのインタビューもあり、読んでいると、お店に行きたくなります♪
○バターの豆知識として
今回、読んで初めて知ることも多くありました。コラムも充実していて、人に話したい豆知識がどんどん増えます。
・バターチャーン製法
工場での大量生産が多い中、昔ながらのバターチャーンで製造する方法。
ステンレスと木製の樽があり、木製樽を回して造るのが最も伝統的。香りと味わいの豊かさが変わるという。
有名どころだと、エシレバターもバターチャーン。本書で紹介されるバターの多くも、バターチャーン製法です。
・ギー
無塩発酵バターを煮詰めて、脂肪分だけを濃縮させたオイル。最強のオイルと言われ、最も健康的なオイルにも選ばれています。
・バターの使い方で焼き菓子はどう変わるのか?
常温に戻し柔らかいバター、溶かしバターなどなど、形と混ぜるタイミングで、お菓子の仕上がりが大きく変わります。
本書では、パウンドケーキやクッキー、フィナンシェ、パイ生地がどう変わるのか実験。
よくバナナケーキを作るのだけど、わたしの作り方はシュガーバッター法というみたい。初めて知りました。笑
今度は、違う方法も試してみようかしら。なんて、創作意欲が刺激されます。
詳しくは、読んでみてのお楽しみです☆
○旅行の想い出を紐解く
函館旅行の際、お土産として大切に大切に持ち帰ってきた缶の『トラピストバター』。
200gで1,200円もしたので、私にとってかなり高級バター。保冷バックも買い、鞄に丁寧にしまって。
わたし専用のお土産に、ワクワクほくほくしながら帰路につきました。
でも後日、近所のスーパーで発見。ズッコケる。笑
そんな楽しい想い出も、この本を読むとよみがえってきましたヽ(●´ε`●)ノ
おしまい
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