天城信

アンビエント百合とサイエンスフィクション

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最近の記事

ペンネームを変えよう

 ペンネームを変えようと、思い立ったのは年を跨いだ直後の1月初旬のことだった。  ぼくは「天城信(あまぎまこと)」というペンネームを使っていてかれこれ1年くらいになる。  そもそも、この名前は去年の6月から第7期が始まった「ゲンロン 大森望SF創作講座」に聴講生として参加するために考えたものだ。下の名前は本名のままにして苗字だけを変更した、という趣向だ。通勤中、自分が運転する自動車の中で思い浮かんだようなとりとめのないもので、文字に起こしてみて字面は悪くないし、口に出して

    • 【非公式】第7期SF創作講座 第4回課題梗概「電影森林」

      はじめに 早いものでSF創作講座も聴講生ですが、実のあるひと時を過ごせています。 第3回はサボってしまいましたが第4回は頑張って梗概を書きました。初回課題の実作もいつかは書きたいです。 ゲンロンSF講座については手前味噌で恐縮ですが、以下の記事にHPのリンクがありますので、ご興味があったら是非ご覧ください。 https://note.com/jagaimotobutter/n/n31dc0b1f8db7 第4回課題:最新技術をテーマにSFを書いてみる 梗概 「電影森林」

      • 【非公式】第7期SF創作講座 第2回課題実作「アマニタ族の生活環」

        はじめに先月から開講されている「SF創作講座」の第2回課題をもとに実作(今回は短いので梗概はなし)として書きました。 この作品は「裏SF創作講座」様に投稿いたします。公式・非公式の人たちが入り乱れるストリートファイトのような場ですので是非、お立ち寄りください。 ゲンロンSF創作講座 超・SF作家育成サイト 第2回テーマ:ありえないを描く(実作:1,000〜2,000字) 実作「アマニタ族の生活環」  夏の雷雲が森の全体を覆った夜の翌朝、アマニタ族は幼年期にあたる糸状体

        • 【非公式】第7期 SF創作講座 初回課題梗概「宇宙公共事業に伴う測量原点調査業務」

          はじめに 「第7期SF創作講座」が2023年6月24年から1年にわたって開講されます。その主たる内容は、講義と毎月発表される課題に沿ったテーマの物語を考えて、1,200字以内の梗概を提出し、それを講師陣たちが講評するという、なんともスリリングな創作講座です。 実は、私も聴講生(梗概や実作は講評されない立場)として参加していますが、聴講生なりの楽しみ方として、なんとなく面白そうだなと思い、今回のテーマに沿って梗概を書いてみました。 あくまで非公式です。 初回テーマ:宇宙、ま

        ペンネームを変えよう

        • 【非公式】第7期SF創作講座 第4回課題梗概「電影森林」

        • 【非公式】第7期SF創作講座 第2回課題実作「アマニタ族の生活環」

        • 【非公式】第7期 SF創作講座 初回課題梗概「宇宙公共事業に伴う測量原点調査業務」

          トリメ

          ないものねだり。 それは人間に刻まれた「比べる」という本能に基づいた欲求。その対象は隣人の才能とか容姿などのように些細でもどかしいものや、異能力・超能力みたいな荒唐無稽なものまで様々だ。 そして最たる例こそ「鳥になりたい」だろう。 残念ながら、我々はとっくに陸上のニッチ(生態的地位)に適応してしまっているので、どこかのタイミングで起きるであろう大量絶滅で運よく生き残りさえすれば適応放散して翼を得ることも可能だろうが、それにしても偶然が富士山のように堆積しないと実現できな

          書きちらし寿司

          こんにちは。J.G.バターと申します。読みは「じゃがばた」です。 普段はラブライブ! シリーズの2次創作小説を執筆するかたわら会社員をしています。 この度noteを始めたのは、息抜きがてら、という側面が大きいです。 練り込んだ言語群を何万字単位で必死に組み立てるのも、楽しい行為ではありますが、相応の疲労感もたまります。 だから、ここでは肩を軽くして、インスタントな文を吐き出すことに尽力したいと思います。 話題としては雑多になるかと思います。好きな小説や音楽や映像作品の話

          書きちらし寿司