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もうすぐ育児休業を終えます

 昨年の10月末に第一子が誕生してから、もうすぐ1年が経ちます。私は、子どもの誕生に合わせて1年間の育児休業を取得したので、私の育児休業期間も間もなく終わります。
 今回は、育児休業の終了が間近に迫った自分の心境について書いてみました。

目次
・仕事に復帰した方が、良い気持ちで子どもと向き合えるかも
・でもやっぱり寂しい気持ち
・育児休業を取って本当によかった!

○仕事に復帰した方が、良い気持ちで子どもと向き合えるかも
 育児休業の終了とともに仕事へ復帰することになるのですが、私は「仕事に復帰した方が、良い気持ちで子どもと向き合えるかも」という思いがあります。
 以前の記事に書いたのですが、私は元々ストレスを「一人で何かをする」ことで解消する性格です。子育てをしていると受ける様々なストレスについても同様に、一人の時間を設けて解消したいのですが、子どもと一緒に生活している育児休業中ではなかなか難しいところがあります。そのため、ストレスから子どもを可愛いと思えない瞬間がたびたびあり、悩んでしまった時期がありました。
 仕事に復帰すると、職場への行きかえりの時間や仕事における一人作業の時間が取れますから、子育てのストレスが解消できて帰宅してから子どもに笑顔で接することができるかも、と考えています。仕事によるストレスで、逆に子どもに笑顔で接することができない可能性もありますが……。

○でもやっぱり寂しい気持ち
 「仕事に復帰することで、良い気持ちで子どもと向き合えるかも」、という思いがある一方で、やっぱり寂しい気持ちもたくさんあります。
 育児休業中は、それこそ1日中子どもと一緒にいられますから、可愛い瞬間や成長の瞬間を逃さず見ることができます。一緒に手をつないで公園を歩くこと、作ったご飯を食べて笑ってくれること、自分で歩いたけれども上手く足を運べず転んで泣いてしまうこと、そういったかけがえのない瞬間を見る機会は格段に減ってしまいます。
 今までは見ることができるのが当たり前の日常だったので、特段寂しい気持ちになってしまいます。

○育児休業を取って本当に良かった!
 育児休業がもうすぐ終わりになる中で、上述したような様々な思いを持っていますが、育児休業を取得したこと自体については、本当に良かったと思います。
 子どもとの絆をつくることができたことや、可愛い・成長した瞬間を見れたことなど子どもとの関係だけでなく、夫婦から父母という新しい関係が加わった妻と価値観に関する深い話し合いをしながら、より強い関係を築けたことは、育児休業を取得しなければ得られなかったものです。
 また、平日の昼間に家族で様々なところに出かけ、四季の移り変わりを体感できたことも良かったです。仕事をしていた際は、どうしても家と職場の行き来が多く自然を感じる時間が少なくなってしまうため、育児休業中のお出かけはとても楽しかったです。
 育児と家事の大切さと大変さを実感できたことも良かったです。両親の偉大さを改めて感じましたし、助け合いの精神が無いと子どもを育てることは簡単ではないことを、実体験を通して学べました。保育士さんや小児科のお医者さんなど子どもに関わる職業の方々に対する尊敬の念も深まりました。
 こうした、様々な体験や価値観の変化をもたらしてくれた育児休業を、ぜひ多くの男性にも取得して欲しいと思います。

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